セラピストというお仕事をしている人は「将来は独立したい」という希望を持っている人が多いです。
大いに結構なことだと思います。
今、働く人に求められているのは、個人の「キャリア自立」です。
個人であるセラピストは、キャリアビジョン、やりたいこと、夢や目標をみつけ、
お店は、トップが「みんなでこういうお店にしていこう、こういう事業を成功させよう」
と示し、
お店のビジョンと個人のビジョンを共鳴させることが大事なのです。
お店全体がひとつのビジョンに向かっていて、それに向かう日々の業務のなかで
セラピストがそれぞれの能力を発揮させていく、
こうした
「自立と共鳴」
の関係になるのが理想的なのです。
お店の経営者は、
セラピストは単に生活の糧を得るためにお店で働くのではなく自己実現の場としてお店を利用してほしい、
お店の目的を達成する中で自己実現を図ってほしい、
とセラピストに言うべきと僕は考えます。