今年8月末、夏休みで1週間の帰国中だったボクは、Rの両親に
初めて挨拶をしに行った。
挨拶とはいえ、今回はおつきあいさせてもらってると自己紹介
するのが目的。
それでもR父と対面するのかと思うと、
いやでも緊張は高まっていた。ハァー(´Д`ll)
駅まで彼女が迎えにきてくれて、徒歩2分で彼女家に到着。
なんと挨拶するかはまだまとまらない。 _| ̄|○ ドウシヨ....
普段は初対面の人とも会話を弾ませられるんだけど、
そのときに限って気の利いた言葉が浮かんでこなかった。
そして、リビングに通され、R母と対面。
R母には数年前に一度会っているので、それほど緊張
せずにあいさつ。
家にいると聞いていたお父さんの姿が見えないので、
Rに尋ねると
甲「あ、あのお父さんは??」
R「○○(ボク)が駅に着いたって言ったら、
お風呂入っちゃった」
甲「………。」
いきなり拒絶…? (-_-;)
奥の部屋に通じるドアの隙間から、長女Nちゃんの娘たち(7歳、4歳)
がニヤニヤしながらこっちの様子をうかがっている。
4年前に会ったときからずいぶん大きくなったなぁ。下の子なんて
生まれたばっかだったのに…。
なんて感慨に耽っていると、
リビングに入ってくる人影が!
キタ━━━━(° Д °)━━━━!!!!
ランニングシャツに短パン、首には黄色いタオル。
ザ・風呂上がりという出で立ちでR父登場!!
ボクはシャキーンと音が出そうな正座で、頭を下げた。
甲「は、はは、ははh、初めまして。甲斐性なし男でででっでふ」
R父「いつも娘がお世話になってます」
甲「とっっとんでもないです。こちらこそっそおそ!」
自分でも嫌になったよ。この緊張ぶり。_| ̄|○
そんな若造を見かねたのか、お父さんが一言。
R父「ま、私は下町のオヤジなんだから、
そうかしこまらんでください。
足も崩して、ね。お母さん、ビール!」
これで、緊張が解けた。ここからボクはそれまでが嘘のように
しゃべりまくった。
仕事でメジャーリーグを観る機会が多いのも功を奏した。
R父は、近所の草野球チームで打撃コーチをやってるほどの
大の野球好き。
おかげでその日、生中継されてたヤンキースvsデビルレイズ
戦を観ながらメジャーリーグトークで盛り上がった。
「松井秀喜ってどんな人?」
「ツーシームってどうやって曲がるの?」
「イチローってやっぱりオーラある?」
など、質問攻めにあいながら、「野球の仕事しててよかった」と
このときほど思ったことはなかった。
お土産に持ってきた日本酒も飲み始め、2人ともほどよく
酔っぱらってきたところで、唐突にR父が
直球の質問を放った。
R父「ところで、君は
お給料どのくらいもらってるの?
差し支えなければ教えてほしいんだけど」
うーん、まさに内角高めの一球。
「お父さん!そんな失礼でしょ!!」
と、それまで黙っていたR母は止めたけど、
R母さん、顔が興味津々ですよ(笑)
それだけボクとRのことを真剣に考えてくれてるんだと思うと、
なんだか嬉しくなった。
甲「○○ドルくらいです」
父「そうか。立派なもんだ」
決して褒められた給料じゃないけど、R父はそう言ってくれた。
娘のダンナにふさわしい男なのか、見極めるために核心を
突いてきたのはこの質問くらいで、あとは終止和やかムードで、
相手両親との初対面は無事に乗り切った(ような気がする)。
日本へは滅多に帰れないから、今度、挨拶に行くときはいよいよ
「お嬢さんをください!!」的、
超ハイレベルなミッションになるのだろうか。
今から((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル。
その日はいつになるのやら。
甲斐性なし
初めて挨拶をしに行った。
挨拶とはいえ、今回はおつきあいさせてもらってると自己紹介
するのが目的。
それでもR父と対面するのかと思うと、
いやでも緊張は高まっていた。ハァー(´Д`ll)
駅まで彼女が迎えにきてくれて、徒歩2分で彼女家に到着。
なんと挨拶するかはまだまとまらない。 _| ̄|○ ドウシヨ....
普段は初対面の人とも会話を弾ませられるんだけど、
そのときに限って気の利いた言葉が浮かんでこなかった。
そして、リビングに通され、R母と対面。
R母には数年前に一度会っているので、それほど緊張
せずにあいさつ。
家にいると聞いていたお父さんの姿が見えないので、
Rに尋ねると
甲「あ、あのお父さんは??」
R「○○(ボク)が駅に着いたって言ったら、
お風呂入っちゃった」
甲「………。」
いきなり拒絶…? (-_-;)
奥の部屋に通じるドアの隙間から、長女Nちゃんの娘たち(7歳、4歳)
がニヤニヤしながらこっちの様子をうかがっている。
4年前に会ったときからずいぶん大きくなったなぁ。下の子なんて
生まれたばっかだったのに…。
なんて感慨に耽っていると、
リビングに入ってくる人影が!
キタ━━━━(° Д °)━━━━!!!!
ランニングシャツに短パン、首には黄色いタオル。
ザ・風呂上がりという出で立ちでR父登場!!
ボクはシャキーンと音が出そうな正座で、頭を下げた。
甲「は、はは、ははh、初めまして。甲斐性なし男でででっでふ」
R父「いつも娘がお世話になってます」
甲「とっっとんでもないです。こちらこそっそおそ!」
自分でも嫌になったよ。この緊張ぶり。_| ̄|○
そんな若造を見かねたのか、お父さんが一言。
R父「ま、私は下町のオヤジなんだから、
そうかしこまらんでください。
足も崩して、ね。お母さん、ビール!」
これで、緊張が解けた。ここからボクはそれまでが嘘のように
しゃべりまくった。
仕事でメジャーリーグを観る機会が多いのも功を奏した。
R父は、近所の草野球チームで打撃コーチをやってるほどの
大の野球好き。
おかげでその日、生中継されてたヤンキースvsデビルレイズ
戦を観ながらメジャーリーグトークで盛り上がった。
「松井秀喜ってどんな人?」
「ツーシームってどうやって曲がるの?」
「イチローってやっぱりオーラある?」
など、質問攻めにあいながら、「野球の仕事しててよかった」と
このときほど思ったことはなかった。
お土産に持ってきた日本酒も飲み始め、2人ともほどよく
酔っぱらってきたところで、唐突にR父が
直球の質問を放った。
R父「ところで、君は
お給料どのくらいもらってるの?
差し支えなければ教えてほしいんだけど」
うーん、まさに内角高めの一球。
「お父さん!そんな失礼でしょ!!」
と、それまで黙っていたR母は止めたけど、
R母さん、顔が興味津々ですよ(笑)
それだけボクとRのことを真剣に考えてくれてるんだと思うと、
なんだか嬉しくなった。
甲「○○ドルくらいです」
父「そうか。立派なもんだ」
決して褒められた給料じゃないけど、R父はそう言ってくれた。
娘のダンナにふさわしい男なのか、見極めるために核心を
突いてきたのはこの質問くらいで、あとは終止和やかムードで、
相手両親との初対面は無事に乗り切った(ような気がする)。
日本へは滅多に帰れないから、今度、挨拶に行くときはいよいよ
「お嬢さんをください!!」的、
超ハイレベルなミッションになるのだろうか。
今から((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル。
その日はいつになるのやら。
甲斐性なし