これまでの記事とは全くつながりがありませんが、魁皇が引退しました。

私にとって、ほぼ最後のヒーローだったので、かなり精神的に参っています。


ただ、魁皇がこれだけ大きい存在に感じられるのは、長年にわたって彼のなした業績によるもの。

私だって日日の生活を漠然と送るのではなく、少しは何事かをなして、少しなりとも生きた甲斐を残したい次第です。

タイトルは測定器具の設定ですが、たいして難しいことじゃありません。

ちょっとした設定の違いが、面倒くさいことになるということです。



「合わない!」と、パートさんより少し焦り気味の報告をうけました。

サンプルを電子ノギスで測定した数値が、期待値とかなり離れているということです。

ぱっと見では問題なさそうだったので、私もノギスを当ててみたのですが、確かに合いません。


とりあえず残りのサンプルも測定してもらったり、その間に再サンプリングを他の人にお願いしたり。


バタバタし始めたところで

「これ、ゼロになってないけど、どうしたらいい?」


ノギスをとじた状態で、本来はゼロのはずなのに、マイナスの値が出ていました。

そう、単純に、「ゼロ」をどこにするかという設定が狂っていただけです。

ボタンひとつを押すだけで解決です。

測定した数値のずれも、この設定が原因でした。



無駄になった手間は10分ほどでしょうか。

でもそれ以上に、みんな心中焦ったという(個人的?)損失を、金銭や時間に無理矢理換算ると、それ以上のものでしょう。

それが、ちょっとした注意で気づくミスで、起こってしまいました。


今回と同じことが起きても、次はすぐに気づくでしょう。

しかし、機械の最低限の使い方を頭に入れていれば、今回のことも、あるいは今後類似することも防げるはずです。

製造法の検討の試験を行いました。

検討のため、全く同一ロットの原料を用いて、別々の方法で製品をつくり、比較する必要があります。


しかし、もう少しで、あやうく別々の原料を用いていしまうところでした。


問題は、実際に作業に当たる人たちへの周知徹底の不足です。

他のルーチン作業もあるため、目的を伝えてなければ、特別なルールに気を使うことができません。


報告・連絡・相談は、うるさい上司に対してはまだ気を使って行おうとつとめていました。

しかし、部下にあたる人たちが相手だと、疎かになってしまいました。

必要な連絡の不十分さが招く危険性を、強く認識しました。

半製品の製造に使用している機械が、故障その他でいつまで使えるかわかりあません。

製造方法の変更を検討しているところです。


「上手くいくだろう」

そう思って、加熱に用いる機械の方式を変えたみました。

ふと思って測定したところ、表示数値が一緒でも、実際に製品に掛かっている温度がかなり違うようです。

製品の性能にも悪影響があるかも知れません。


数値があっていれば良い、というわけではないようです。

これまで必要性がわからなかったバリデーションが、実はやっぱり重要なことを理解しました。


先は長そうです。

上司より、報告の不足を注意されました。

その上司自身への報告だけでなく、さらに上への報告ももっと細かく行うべきということでした。


報告・了承を得るということのほかに、

「報告をしなければ何もしていないと思われる、アピールすべき」

というのが重要な効果です。

これまで上司の様子をみて省略したり、後に回すこともあったのですが、「思いつき次第」ぐらいの勢いで報告するようにしていきたいと思います。

(このことは、前回の記事に書いたとおりです)



また、以前、ある試作品の報告を求められたところ、

「現物を見せるのはちょっと準備がいる」と答えたら、

「あ、それなら良いよ」。

そのまま放置した場合がありました(今回特に問題とされたことの背景です)。


真意は、「今すぐではなく、あとで良い」であることを考えるべきでした。

(自分の立場なら、あとでも良いから見たいと思うでしょう)