アース製薬の「イヤな虫ゼロデナイト」は一度室内に使用しておけば1年間殺虫効果が持続する。

その有効成分であるブロフラニリドで検索してみたらフマキラーからもブロフラニリドが入っている殺虫剤が発売されていた。

 

 

 
 

 

既存の「イヤな虫ゼロデナイト」との大きな違いは速効性のある成分も含まれている点。ブロフラニリドは遅効性の成分なので侵入後すぐに効かないが、速効性のある成分が含まれているので外側から室内に侵入する前に退治できそう。(しかし、即効性のある成分は持続期間が短いはず)

 

また、屋外専用の商品があるのも特徴。上の大きい方は屋外専用、下の小さい方はワンプッシュで室内向け。比較的容量が大きい屋外用があるので窓枠や玄関周りにも使用しやすそう。また、屋根裏や床下にも広範囲に散布しやすいと思う。

 

 

(1) まずは、虫の侵入口を全て見つけてなくす。塞ぐ。窓の隙間、床と壁の隙間、ドアの隙間。築年数が古い建物ほど隙間が多い。実はこれが最重要ポイント。

(2) 自宅に帰る前に窓を完全に閉め家全体に散布する。できるだけ吸い込まないように、上の階から下の階へ。奥の方から玄関の方へ。

(3) 次に来た時は床に落ちている虫を捨てるだけ。

 

別荘購入1年目は室内の至る所でカマドウマ、アリ、ハサミムシが多数出没していたけど、ブロフラニリド系の殺虫剤を使って2年目から急激に虫の数が減り始め、3年目には室内でほとんど虫を見かけなくなった。

 

 

地面が露出している布基礎の床下はカマドウマの格好の生息場所なので床下のカマドウマ退治も重要。

 

(1) 土間シートで露出している地面を全て覆う。→カマドウマが産卵できなるなる。

(2) 換気口に網戸を張って新たに虫が入ってこないようにする。

(3) 毎年に殺虫剤を使用し、虫を減らしていく。暖かくなって虫の活動が活発になる頃と、寒くなり始めて越冬場所を探して建物に入ってくる時期が大事。

(4) これを1~2シーズンやれば劇的に虫が減る。