一人っ子最後の旅を楽しんだのは去年の10月....。

そうです! レックスがカイザー家にやってきて1年が経ちました。


お迎えしたその日。 カイザーは大喜びで体をぶつけて親愛のアピールをしていましたが

 


不安そうなこの顔です💦



といっても翌日には、カイザーが食べきれなかったガムを盗み食い。 

我が家に来て間もなくの頃、固いものが大好きなのが分かったので、ふやかしフードも早々に切り上げました。

数十年来の付き合いのペットショップで「飼い主さんが好みを把握するためにも色々食べさせてみてー」とパピー用ドライフードのサンプルを沢山頂き、それをを上げたところ、初回からモグモグなんてもんじゃなく、グワーッっと吸い込む食べっぷり。
あっという間に器がカラになり( *´艸`)、ついたあだ名は「掃除機ちゃん」。 

その様子を見ていたカイザーが「それは旨いのか?」と興味を持ち始め、ドライフードを食べるようになったのは良い思い出です。 多頭飼い効果を初めて実感した瞬間でした。

 


生後4か月時点で既に、鶏のトサカなんてちょろい程の堅いものラバーでした。 更にカイザーが飽きて食べ残したオヤツもキレイに食べ尽くしていたので、二重の意味での「掃除機ちゃん」。 

お出かけが出来るようになると、カイザーが唯一(しかも気が向いたときだけ)食べていたカリカリが気に入ったらしく、お出かけのオヤツタイムにもこの食いつきっぷり。



「ボクがNo1じゃないと」なカイザーは、それに対抗心を燃やしたのかレックスが来てからようやく、フードもオヤツも最後まで食べて次を買うというサイクルが出来上がりました💦。


歯の生え変わり時期には、おもちゃ箱を齧るだけでなくダイニングテーブルと椅子を齧るという暴挙に! ...でもカイザーはラグを齧ってましたね💦

元気なことは良きです。


よく食べよく遊び、天真爛漫にすくすく大きくなった結果、1歳を前にして3歳のカイザーよりモフモフになり、

1歳を迎える頃にはカイザーより大きくなり、



今ではカイザー専用背もたれです。( ´,_ゝ`)プッ。 カイザーより足も速いし体力もあるので、ふたりでプロレス始めるとハラハラするときも(;^ω^)。

そんなレックス、かつてのカイザー以上に犬懐っこい仔で、自分より大きなワンコにも臆することなく、先日は10歳のぽっちゃりポメさん相手に相撲を挑んでおりましたw あれだけの社交性を発揮していたカイザーは、レックスに対する父性が目覚めたのか、自分の群れが出来たと認識したのか、中々新しいお友達が出来ません( ;∀;)。

ガウガウ吠えるだけなら兎も角、 自分のワンコにお友達を作りたい飼い主さんが迂闊に使づいて来ないように(特にロングリードで近寄られると驚くのかガチギレします😢)公園散歩の時にはかなり気を使います。 カイザーが気づかないうちに静かに距離を取る飼い主です。

たまーに、こちらがわざと離れていることを気づかず付いて来られる飼い主さんもいるので、「うちの仔は慣れた友達としか遊べませんので....」とやんわり「来ないで」アピールするときもあります。 ケガのリスクがありますからね、小型犬とはいえ。 稀にそれでも近づいてくる「そちの子は大丈夫」思ってる飼い主さんに言いたい。

お宅は良くてもウチがダメなんだ!! と。

昔馴染みのお友達には何てことないんですけどねぇ。

その代わり、人見知りは無くなって子供が触ろうと近づいても割とカイザーは大丈夫(ただし手を伸ばして来られるとNGです。あくまでも近づくまでが大丈夫)。 

一方レックスは子供がダメです。 甲高い声が苦手なんでしょうね。 キャーという歓声を上げながら子供が近づくと臨戦態勢に入ります。 力が強い分、甘噛みも加減知らずな上本気の唸り声をあげるので、能面のように無表情で「噛みつくから触ったらだめよー」近づく子供らに言ってます。

 


牛のスペアリブをかみ砕くアゴ力の持ち主レックス。チワワと侮るなかれ。これくらいの骨は食べてしまうので、その気になったら子供の手なんて...コワイコワイ。


セラならば、私の友人の子や親せきの子らと交わって一緒に遊んで育ちましたから、小さい子の扱いも慣れたものでしたが💦
 




一方、ふたりの好きなひとは...。 カイザーはワンコのママさん。特にチワワ連れのママには尻尾ふりふり。 対してレックスは背の高い男性が大好きです。最近我が家に立て続けに高身長の男性客の訪問があった際、「構ってください」アピールが凄かった。
初めてレックスが出会った高身長の男性が、犬好きで犬の扱いが上手い人だったからそれを覚えてるのかも知れません。

逆に犬好きでレックスに会いたくて来てくれた女性対しては、彼女が「レックスカワイイ!」と興奮してしまったせいか、「ドゥルルルルル」とビブラートの効いた唸り声で警戒してました~。Sちゃんごめん、懲りずにまた来てね。

飼い主による分析は、どうやら体の大きな人特有の、ゆったりした動きと低い声がレックスが安心する要素のようです。


食べ物の好みも出てきまして、「カイザーが食べなくてもレックスが食べる」が通用しなくなってきました。ドライフードも好んで食べるブランドが違いますし、カイザーは食べるけどレックスは食べないフードも2種類に増えました💦 とはいえ、ご飯のときも仲良く、時折器を交換しています。(隣の芝生は良く見えるらしいです。同じものなのにw)

飼い主的には多頭飼い大変唯一感じるのは、「散歩」のときです。
レックスの力が強いけれど、カイザーのペースを守りつつ、に中々慣れない💦
若い♂2頭はチワワとはいえ強い強い。