前回は、ドイツで転職活動の際に
提出必須とされる前職人事担当
からの『成績表』について、
ドイツの労働法が定めたルール
のお話でした。
このブログに何度も登場する
ドイツ語学校のマルチェロ先生が、
『成績表』に書かれている文章には
シークレット・コードが存在すると
教えてくれました。
もしよろしければ、
ぜひ<その1>をお読みください。
『ことば』は、使い方次第で
『武器』にも『凶器』にもなります。
ドイツ語学校のマルチェロ先生が
教えてくれた『成績表』の
シークレット・コード。
それは、求職活動中の”候補者”
の業績や社会的な行動、性格など
に関する前職場から次の職場への
暗号メッセージだったのです。
『成績表』は前職を退職の時に
発行されるものなので、在職中に
転職活動をしている場合は、
採用が確定してから新職場に提出
することもあります。
マルチェロが教えてくれたのは、
例えば『Dynamisch』という単語。
意味は、活動的、いきいきとした
などで、ポジティブに聞こえます。
しかし、実はこれが
シークレット・コードなのです。
人の領域に首を突っ込んできたり、
いろいろやりすぎる、という裏の
メッセージが隠されているという
のです。
例えば『自主的に』という単語が
入っていたとします。
ここには、チームワークが苦手
というメッセージが隠されている
というのです。
家に戻り、早速ググってみました。
『成績表のシークレット・コード』
というページがヒットしました。
そこには、
「ポジティブに見える表現が、
実は正反対の意味を持つことが
ある」とありました。
そして、『成績表』を受け取った
人が、それらを読み解く方法が
紹介されていました。
しかし、多くの場合、目に見える
文字通りの意味と、裏の意味を持
つ秘密のコードとの違いはごく
些細で、それを知らない人が見分
けるのは簡単ではないとありました。
読み進んでいくと、背筋が寒くな
ってきました
たくさんの例が載っています。
長くなってきたので、続きは次回に。
最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございました。
明日も一緒に
楽しく頑張りましょう![]()



