ゾロ目の日に結婚すると幸せになれる?!
今日は2022年2月2日。
このように数字がゾロ目の日のことをドイツでは「 Schnapszahltag 」(Schnapsはシュナップ-アルコール度数の高いお酒、Zahlは数字、Tagは日)と呼ぶことを、朝食を食べながらみていたニュースで今日初めて知りました。
今日は”2”揃いの日。このような特別なシュナップスツァールタークに結婚すると幸せになれるのでしょうか。
「結婚するカップルはみな、その日が自分たちにとってとても『特別な日』になることを望んでいるので、特別な日を選びたいですね。ドイツの結婚を受け付けるお役所は忙しくなりますね。」
という、アナウンサーの短いコメントでしたが、とある新聞記事を読んでみると
ゾロ目で数字の揃った日付は覚えやすいので、結婚記念日を忘れないためにも便利だというようなことが書いてありました(たしかに・・・笑)
しかし、メルボルン大学が2016年に行った調査によると、このような「特別な日」に結婚したカップルは、一般的にはなんでもない日(そのカップルにとってはなんでもない日ではないと思うけど・・・)に結婚したカップルよりも離婚率が高いことが分かったそうです。それはゾロ目の日に限らず、2003年2月1日とか、2012年11月10日などにも当てはまるそう。また、バレンタインデー💗にも当てはまるそうです。
ゾロ目の日に結婚したカップルは -----> 18%、
3→2→1などのように数字が昇順/降順に並んだ日に結婚したカップルは -----> 13%、
バレンタインデー💗に結婚したカップルは -----> 13%、
他のふつうの日に結婚したカップルよりも離婚率が高いとか・・・。
こんなことをまじめに研究している人がいるのも面白いなぁと思いましたが、日付そのものは関係ないんじゃぁないだろうか・・・。
ああ、そうそう。やっぱりそうらしい。。。
そういう、特別な日に結婚することにこだわったカップルは、特にこだわらなかったカップルと比較して
共通点(たとえば教育や年齢等の)が少ないことが分かったそうです。
まず日付ありきで結婚を決めることが影響しているのでしょう(印象的な数字の揃った日を自分たちの特別な日にするために、重きを置くポイントが違うということなのか・・・)。
ドイツの結婚シーズンは季節の良い5月から8月ですが、2022年2月2日、2022年2月20日、2022年2月22日などのゾロ目の日に結婚したいカップルは多く、ドイツ全土で結婚登録の役所が忙しくなることが予想されているそうです。
どのカップルにも、そのカップルにしかわからないことがあって、「初めて出会った日」、「初めてキスをした日」、「新郎の誕生日」、「新婦の誕生日」など、特別な日を結婚の日に選ぶカップルもたくさんいますよね。それはとても思い出深いものとなりますが、長い結婚生活継続の保証はありません。
と、その記事は結んでいました。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
結婚生活もがんばりましょう!
