なんて言いながらも、
その日の授業のテーマから
派生して・・・
「ドイツでは運転する?」
とマルチェロ。
「しない、しない!!
日本は左側通行の国だよ!
逆走しそうで怖いもん!
免許は持ってるけどね・・・」
と私が答えると、マルチェロ、
こんな話を教えてくれました。
現在、ドイツは右側通行、
その他のヨーロッパ諸国も
大体は右側通行。
実は、ドイツを含むヨーロッパ諸国、
その昔(馬に乗っていた時代)、
多くの国が日本と同じく
左側通行だったそう。
それが
なぜ右側通行にかわったのか・・・。
「ナポレオン、
あの、小太りのおじさんね・・・」
とマルチェロは続ける・・・
「フランス革命の時、ナポレオンは
自分が征服した地域を
すべて右側通行かえたんだって。
理由は、剣で戦っていた時代、
左側通行だと、すれ違いざまに
右手に持つ剣同士が触れ合って
即!戦争になっちゃう。
(↑下の絵をご参照ください)
だから、平和のために右側通行に
かえるお触れを出したんだ。
でも、フランスと仲の悪かった
イギリスだけは左側通行のままに
なったって本に書いてあったのを
読んだことがあるんだよね。
真相のほどはわからないけど、
面白い話だったから覚えてるんだ。
あ、でも、日本がなんで左側通行なのか
知らないなぁ。。。」と。
家に帰ってきて
ネットで検索してみました。
ナポレオン話には
諸説あるようですが、
日本の左側通行にも諸説あり。
イギリスの影響を受けたという説も
あります。
私が面白いと思ったのは、
ナポレオンの剣と同じく武士の刀
の話でした。
その昔、武士は腰の左側に
刀をさしていました。
右側通行だと
向かいから来た人とすれ違う際に、
左腰に付けた刀の鞘同士が
ぶつかることになるので
一色触発になることを懸念して
左側通行になったと。
武士の刀
ナポレオンの剣(馬に乗る騎馬兵の絵のつもり)
絵が下手すぎて辛い・・・( ノД`)シクシク…
ナポレオンの話と日本の話、
ポイントは
同じ 『剣』 と 『刀』 なのに、
一方は、右手に持った剣同士で
すれ違いざまに戦いになる。
つまり、常に剣を鞘から抜いて
右手に持っている。
一方は、左腰に下げた鞘同士が
すれ違いざまぶつかって戦になる
つまり、戦わないときは
刀を鞘に納めていて
有事には瞬時に刀を抜く。
同じような状況でも、
人によって取る「行動」は違い、
真逆の「結果」を生むことがある。
なかなか興味深く考えさせられました。
ナポレオン時代の軍服の絵を
見てみましたが、鞘はやはり
左腰につけているようですね。
思い立ったが吉日
Heute ist die beste Zeit
継続は力なり
Heute ist die beste Zeit
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
明日も一緒にがんばりましょう!

