さよなら。
そろそろもとちゃんとの思い出の家を出ようかと思っている。
家賃も高いし、不便だし。
もとちゃんの部屋は今は物置だ。
懐かしい思い出の跡かけらもない。
もとちゃんが望んだこと。わたしが望んだこと。
捨てる予定のごみの山を見てため息をつく。
いらないものばかり。汚れてばかり。
もとちゃんとの思い出ってそんなものばかり。
早く家を出よう。
新しい家に住もう。新しい生活を始めよう。
やる気に満ちた今日一日。
リスパダールが切れてしまったので、コントミンとセレネースだけを
飲んだ。眠れない。
幻聴なのか実際の声なのか。幼児の歌声が聞こえて、
正直うるさい。
やはり早く引っ越そう。