令和6年長月終盤の晩酌 | 海川山野 漁人

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四季折々酒肴探求

長月終盤、今季の自分的メインテーマは好物の「サヨリ三昧」

干物向きの鉛筆サヨリながらお造り用の下拵えも怠らず。

薄いサヨリの皮は案外剝きやすく、方やスズキの下拵えは手慣れぬ大魚で研究段階のお粗末さ、、、

定時18時に帰宅し晩酌の準備が整ったのが20時半近く

酒は久々「越乃寒梅」

干物好きの自分最高の好物が「鉛筆サヨリ干物」

メインの「スズキお造り」は手慣れぬ哀しさワイルドな出来栄え

一切れでサヨリ2~3匹分の大ボリューム。

見てくれはイマイチながら食味の良さはキジハタ並に獲れて良かったと感激。

寿司屋の暖簾に縁無き自分、立ち回り先では「サヨリお造り」供する店無く。

寿司屋の暖簾潜らずとも心行くまで味わえるのが自給自足の良い所と味覚に実感。

「干しワラビの煮付け」「秋茗荷の甘酢漬け」「ナツメ煮付け」「秋ワラビ」はポン酢で頂く事とし。

良く考えてみれば全ての食材が自宅10km圏内で得られた金沢産の食材。

味覚を通して金沢の自然の豊かさに感じ入りつつ「越乃寒梅」をチビリと至福の境地、、、

どんだけサヨリ好きと嗤わようとも、この長月終盤の一番を敢えて挙げるなら、干し上げ焼きしめた「鉛筆サヨリ干物」コレに尽き。