流紋岩 | 海川山野 漁人

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四季折々酒肴探求

金沢周辺の自分の行動エリアで多い原石は何と言っても瑪瑙。

無垢の大きい瑪瑙も特段珍しくは無い程。

想定される原石の中で中々見つからないのが水晶で、落ち鮎釣りの折り犀川下流で紫水晶を拾った事が印象深く、行動エリアでも探せば有る物と推察。

瑪瑙、玉髄、オパールの母岩は主に広範に分布する医王山累層の、火山破砕岩類、凝灰岩、そして白兀山周辺に僅かに分布する流紋岩から産出したものと思われ。

行動エリアの火山破砕岩類、凝灰岩に見られるものは、エッグサンダーの如き瑪瑙質の物と考えて間違いなく、今後はなるべく流紋岩を母岩とした原石を探索すると良い物と判断され。

手持ちの中で僅かしかない流紋岩が母岩のサンプル。

ガマの奥に何らかの結晶も見受けられ

やはり瑪瑙と言うより石英、水晶系統と感じ。

透光して見ると瑪瑙は黄色味や赤味を帯びたオレンジ系統の色合いでスリガラスの様な暖かい波長に対し、このサンプルは透き通った白色系。

結晶の輪郭の様にも思え。

この母岩の裏側は典型的な「流紋岩」

加賀紫、水晶、トパーズこれらを狙うならこの岩の露頭が分布する周辺を探索すれば面白い展開が期待出来そうな、、、

目下流紋岩の手触り、質感、外見などを覚え込み。