接待エギング備忘録 | 海川山野 漁人

海川山野 漁人

四季折々酒肴探求

二十年来のお得意先の職長殿は趣味はエギングのみと言い切るエギンガー、半月前にエギングの案内を依頼され。

聞けば職長氏のエギング歴5年目にして未だ釣果無きご友人と職長氏の御子息がお出でになるとの事。

自分は別にエギングは得手では無く、人に教える程達者で無いにも拘わらずの依頼断り切れず、、、

そう言えば昨年も依頼を受けお供するも、あれで良かったのか!?と振り返り、、、

腕前は三流、タックルはロッド、リール共に一万円で数千円のお釣りがある品、メインラインは某百円ショップの品で、しかもリールは2007年配備のオンボロ装備の自分。

それを僅かでもカバーすべく事前の先週、ポイントリサーチ。

23日は早朝山歩き、午後美川散策。

当日は風が強く中止を内心期待するも、夕方4時に相談。

19時お得意先集合で釣行実施に腹を括り、、、

集合時間までに一時間程余裕が有ったので小漁港で探りを入れ

風、波共に弱く新し目の墨跡多数。

探りを入れれば

足一本で容易に三杯。これで皆様をご案内するにあたり大きく心に余裕が出来ひとまず安堵。

集合後、一か所目は迷わず職長氏のホームフィールド。

ケーソン内側は陸から強めの向かい風、ケーソンからテトラに降りた職長氏が最初の一杯、ご子息が胴長15cm超えの良型。

自分もテトラに乗って探ると良型捕捉。

二か所目、三か所目は良いポイントながら月没の上潮が動かず釣果無くしかも冷え込み寒く、時すでに四時台と嫌なムード漂い、、、

夜明け前に事前調査した最有望ポイントの四か所目に移動。

無情にもこのころから爆風、高まるウネリに心折れかけるも、ここまでエギを五本ロストし釣果無しの職長のご友人が朝マズメのゴールデンタイムに胴長17cmを筆頭に良型四杯の怒涛の釣果!!

終わって見れば職長氏胴長15cm超え筆頭に五杯、ご友人胴長17cm超え筆頭に15cm超えばかりを四杯揃えた見事な釣果、職長氏のご子息胴長15cm超え筆頭に六杯と竿頭。

自分は胴長16cm筆頭に四杯と一番の貧果。

しかしながら皆様大満足の釣果とのお言葉頂き肩の荷が降り。

物凄い釣果は挙がらずとも

これで充分。

一番大きな獲物は普段お世話になっているご近所に献上。

岩蛸不調の今季、折あらばアオリイカ狙いに出向きたく思い。