文月の肴にて一献 | 海川山野 漁人

海川山野 漁人

四季折々酒肴探求

梅雨時期、文月。

夏枯れを前に案外酒肴の多い時期なのかもしれません。

昨日の晩酌は家呑みをセレクト。

頂き物を織り交ぜ酒肴の過半は自給自足。

焼き物 当日朝に仕留めたヤマメ塩焼き

泥抜きを終えたテナガエビは鬼殻焼き

テナガは酒と氷水で〆て焼きます。

ゲストで釣れたカジカは廃れつつある金沢伝統の味覚

「ゴリ汁」をリスペクト、と言っても手元には白味噌無く、針ごぼう無し

ゴリのみの究極シンプル仕様。

今季毎週ご近所の釣り名人に頂く旬のアカイカ

四月に掬って干したホタルイカ素干し

酒は先日頂いた 金沢福光屋 純米大吟醸 氷室献上

他に霜月に漬けたクリタケピクルス

皐月に摘んだススダケ味噌煮

焼きナス等サカリを迎えつつある夏野菜を添えて

地物、自前の文月の肴、自給自足のストックを肴にて地酒で一献

酒杯を傾ける時、様々な情景が蘇りました。