勝ち馬はサウジへご招待

  1.見解

高一F

◎5 ボッケリーニ

関東でも、関西でも、良馬場でも、不良馬場でもG2以下ならよく走る。今年の春の同舞台、G3鳴尾記念も勝っていて、馬券の軸にするには最適。22年日経賞からコンビを組んできた浜中騎手とのコンビ解散は残念だが、乗り替わる相手がモレイラ騎手になら勝負気配に見える。

○8 エピファニー

条件戦を4連勝して初めて重賞に挑んだAJCCは距離の壁に当たったが、その後はルメール騎手に乗り替わってオープン戦で好走。キャリア初2000m戦だった前走のケフェウスSでは、ジャパンカップ8着と健闘したスタッドリーに1馬身差をつけて勝利。シルクレーシング×ルメール騎手の組み合わせが二週連続の重賞制覇となるか。

▲6 ガイアフォース

今年の春はマイル転向で、ある程度の結果は残したが、秋に中距離に戻すも再び勝ちきれない。このメンバーの中では実績は上位だが、正直迷走している感触は否めない。

△1 ウインマイティー

このレースがラストランとなる6歳牝馬。ここ二走の着順こそ悪いものの、いずれも洋芝の稍重と重馬場と条件が合っていなかった。思えば去年のエリザベス女王杯で凡走した際も重馬場だった。良馬場で走れた二度の阪神芝2000mのマーメイドSは1着、2着。ドウデゥースやイクイノックスからいずれも1.1秒差の脚も使えている。最内枠はJRAからの引退のはなむけか。

高一G

◎6 ガイアフォース

春はマイルへ転向し、安田記念では中団からスパートを掛けるも届かず4着。秋からは再び中距離へ。激戦だった秋天は2番手に付け、粘ってなんとか掲示板を確保した。この馬は去年のセントライト記念以降、今一つどのレースも勝ちきれない印象があり、また秋天の反動もやや心配だがこのメンツなら実力上位。

○4 ボッケリーニ

前走の京都大賞典はプラダリアと競って2着。また、今年、阪神2000の鳴尾記念で勝利を収めていて衰えを感じさせない印象。枠も良く、また、モレイラに乗り替わったのも好材料。

▲9 フェーングロッテン

ここ2走は出足が付かず、いずれも惨敗。がしかし、それ以前は成績を残していること、このレースには同型が少なく、比較的前に行きやすいこと、鞍上が大幅に強化されていることなどは好材料であり、この舞台なら復活もあり得る。

 

 

 

  2. 買い目

高一F

三連複4-1.6.8-1.5.6.8.12 9点

高一G

三連単6→4.5.9→2.4.5.8.9.12 15点