年末同様時計のかかる馬場の中山競馬場で行われる三歳牝馬限定戦。先行が圧倒的に有利なわけでもなく、中山金杯で好走したスカーフェイスのようにまくって外から差しが決まってもおかしくない。展開としてはスピードグラマー、フィールシンパシーなどが逃げそう。中山、京都金杯での的中に続いてここでもいい勝負をしたい。

 

Sランク推奨馬

◎8.ライラック

東京での新馬戦は、稍重のコンディションでジョッキーがほとんど追わなかったにもかかわらず上がり3F33.9と、キレのある動きを見せた。前走は終いで伸びずに惨敗だったが、輸送もあって体重が10㎏ほど減ってしまっていたように、体調も万全ではなかったよう。新馬戦を見る限り素質はかなりあるはず。当日の馬体重やパドックでの様子も判断材料に入れたいところではあるが、高く評価しておく。

〇10.スプリットザシー

中山の坂はあまり苦にならない走り方。確かに前走は凡退だったが、今回の相手の中では相当優秀な脚を使っての10着だった。発馬がうまくいかず後方からの競馬となってしまい、ペースも相まって苦しい展開に。それでもある程度の手応えは見せた。ここでは狙えるはず。

Aランク推奨馬

▲4.ニシノラブウインク

特に三戦目のエンジンのかかり方、すなわち瞬発力には感心できる。この舞台で要求される能力はどちらかというとスピードの持続力ではあるが、操縦性も高そうだし先行力もある程度ある。父はエピファネイアで年末年始の中山では好走するロベルトの血を持っている。もちろん血統だけでは競馬は決着しないが、この馬の場合素質も十分。押さえておきたい。

△5.スクルトゥーラ

新馬戦は東京1400mを使ったが、その内容自体はかなり良い。新馬戦にしては早めのペースだったが終いも余裕のある手応え。ピッチ走法ぎみなので中山の坂は苦にならないだろうし、母父ハービンジャーとスタミナ面でも問題はなさそう。

 

買い目(買えないけど)は

ワイド

8-6,7,10 計3点

三連複 軸一頭ながし

8-1,3,4,5,7,9,10 計21点