《有馬記念》
この時期の中山らしく良馬場発表でも力を要する芝で、土曜のレースはホープフルステークスで欧州系母系の馬が上位独占、同距離のグレイトフルステークスは2:37.4と現在の距離になってから最も時計のかかる決着となっている。
 
1バビット
H:菊花賞は速い血統も好走する馬場が合わなかったとはいえど、リズム良く道中を運べた分バテ方からスタミナ不足が窺える。父ナカヤマフェスタ×母父タイキシャトル×母母父ヌレイエフ×母母母父ミルリーフ×母母母母父サーゲイロードと欧州血統であり、距離短縮もプラスにならず、前走菊花賞組ということもありヒモとして人気するだろうが好走要素は少ない。
W:△前走は距離も少し長く、逃げられなかったことも痛かった。この馬自身小回りコースで重賞連勝している上に同じ父ナカヤマフェスタには同じコースのG2日経賞の勝ち馬ガンコがいるのでこのコースは向く。同じ逃げ馬キセキは疲労を抱えるとスタートが遅くなる傾向があるので単騎逃げに持ち込めるだろう。斤量55.0kgで出走できる3歳馬はやはり無視できず、枠もベストなので抑えは必要。
S:毎年のように存在感を放つ菊花賞組だが、前年の有馬記念の際ブログにも記した通り、3000mという距離から2500mに短縮して好成績を残せる要素としてスピードのある血が欲しい。菊花賞を凡走してしまった馬の場合はスタミナ不足を補うため、経験の浅い馬は前走通りの感覚で道中のペースが菊花賞のままになってしまわないため尚更重要である。この馬はナカヤマフェスタやヌレイエフといった欧州系の距離延長が得意な血統を持つ馬なので、消し。
M:重賞2勝は開幕週かつスローペースとそれぞれ逃げ切りに適した条件があった。中山の2500mの性質上すんなり先行争いに決着がつくとは考えづらく、菊花賞も見る限りスタミナ不足と思われ、今回は見送り。
 
2ブラストワンピース
H:△父ハービンジャー×母父キングカメハメハ×母母父フジキセキの血統は典型的な欧州型ダンジグらしく、道悪は得意で、かつ距離短縮の得意な血統。今回は馬場こそ合うが一昨年の有馬記念と異なり500mの距離延長であり、枠は有利なので抑える程度。
W:△本馬は斤量に弱く、7勝全てを斤量57.0kg以下で挙げていて、今回のように前走から斤量減のレースでは4戦4勝となっている。近2走は苦手な極端な馬場と斤量58.0kgであることは明らか。中山コースは2戦2勝で枠もよく、兄弟総じて惨敗を引きずらないタイプなのでここが買い時。
S:前走の天皇賞秋は、スピードの能力が求められ、この馬には向かないレースだったため、度外視できる。しかし、この馬は毎日杯・新潟記念・有馬記念・札幌記念を400m以上の距離短縮で勝った、距離短縮に強い馬。500mの延長となる今回は不利。
M:△有馬記念・アメリカジョッキークラブカップと中山では2戦2勝、最近結果を出せていないが、ここでは人気が落ちすぎだと考えて抑える。
 
3クレッシェンドラヴ
H:☆前走は馬が行きたがってしまう形で道中先団での競馬になってしまったが、本来は末脚を活かしたいところ。時計がかかる馬場とトリッキーな中山のコースは両方得意なので、噛み合えばチャンスもある。
W:ステイゴールド産駒は得意不得意が強いのが特徴で、本馬は中山内回りや福島が得意なタイプ。ただそれでも取りこぼしが多く、まだこのメンバー相手では厳しいか。今まで2000〜2200mに照準を絞ってきた馬で2500mもやや長い。
S:△今開催の中山競馬は欧州型の血を持つ馬が強い。この馬はステイゴールド×サドラーズウェルズとパワーは十分。休み明けのオールカマーで4着と実力もそう劣っているわけではない。
M:直線が短いコースでの追い込みは得意だが、金杯での負け方からもここで良いところが見せられるとは考えづらく、厳しいか。
 
4ラヴズオンリーユー
H:レコード勝ちしたオークスに代表されるような速い馬場に向いている馬で、前走3着したエリザベス女王杯もラッキーライラックの勝ちタイムはレースレコードで、通常とは異なる阪神開催とはいえアーネストリーのコースレコードに0.2差と非常に速いタイムであったことは間違いない。父ディープインパクト×母父ストームキャットの黄金ニックスからも、今の時計のかかる馬場に合っているとは思えない。
W:△間隔が長すぎず短すぎずでレースを使えるのは去年の春のオークスぶり。調教もかなり良くなってきていて、ようやく順調さが戻ってきた印象。大敗した2戦はマイルと重馬場が敗因で、オークスでカレンブーケドールやクロノジェネシスを破っているように良馬場発表ならこのメンバーでもやれる。全兄リアルスティールは菊花賞2着の実績がありこの距離も問題ない。
S:父ディープインパクト×母父ストームキャットのこの馬は、オークスなどの軽い芝&上がり勝負のレースでは強いが、パワーがいる有馬記念では勝てない。
M:順調に調教を積めていて最近復調の兆しこそあるが、牝馬限定競走ばかりを走ってきた中でメンバーが大幅に強化される今回は見逃したい。
 
5ワールドプレミア
H:○前走菊花賞組の好走要素として前走からの距離短縮がアドバンテージとなるスピード血統が挙げられるため昨年は印を外したが、結果は3着と近年でこのパターンの唯一の例外となっている。逆説的に、本馬のこのコースへの適性を示している結果と言えるだろう。前走のジャパンカップはアーモンドアイの勝ち時計が2:23.0、一昨年の世界レコードに霞んで大した時計ではないように思えるが、2分22秒台が1989年のホーリックス、2005年のアルカセット、2009年のウオッカの3回でこれらに次ぐジャパンカップ史上5番目に速いタイム。今年の東京の内が荒れた馬場でこれなのだからやはりレースレベルは凄まじく、欧州血統の母系で休み明けはマイナス要素であることを考えると本馬も健闘した。今回は上積みが狙え、距離延長というのも欧州系には有利。
W:昨年の有馬記念はハイペースで8着までの馬のうち7頭が三角9番手以下というレース。3着は斤量と最後方で脚を溜めた分展開が向いた結果だろう。元々は小回りコースは向かない馬で京都内回りや阪神内回りでは勝てていない。休み明け2戦目で伸びしろが期待されているが外厩の整った近年は休み明けはマイナスではないので過剰人気と捉える。
S:アカテナンゴなど欧州型の血が色濃く、中山や非根幹距離で強い血統。しかし、逃げ・先行が有利な今開催で、追い込み馬であるこの馬は不利。
M:△昨年3着になっており、前走のJCでは約一年ぶりのレースで3強がいる中十分なレースを見せた。彼らがいない中ではかなり上位。
 
6キセキ
H:父ルーラーシップ×母父ディープインパクト、やはり良馬場らしい良馬場で競馬したい馬。稍重で2着の宝塚記念は、出遅れをむしろ利用するかのように捲りから馬場の伸びる部分を選んだ豊マジックの一例だろう(浜中騎手を評価しないわけではなく、通常なら致命傷である事だが前に行きたがってしまうこの馬にとってプラスに変わったという意味で再現性が低いという点を強調したい)。使い込んできているため上積みもそこまで見込めず、買い要素は少ない。
W:調教を見ると今年7戦目、秋4戦目では流石に疲労が溜まっている印象を受ける。宝塚記念で成績が良く、有馬記念でイマイチなのは連戦するとスタートが遅くなるので最初の直線が短い中山2500mではスムーズな競馬ができないからだろう。
S:△有馬記念2年連続5着と、このレースではまずまずの好成績。差し馬が強かった今年のジャパンカップでも5着に粘り切るなど、まだ衰えはない。ハマればチャンスあり。
M:いわゆる全盛期ですら有馬記念では5着。スタート時の癖とコースの性質上、どうしてもマイペースでの逃げは難しい。
 
7ラッキーライラック
H:母ライラックスアンドレースは父フラワーアレー(米国型ミスプロ)×母父シアトルスルーの典型的な米国型のスピード血統で、大阪杯やラヴズオンリーユーの項で先述のエリザベス女王杯などの高速馬場が得意な馬であり、翻って稍重の宝塚記念や洋芝の札幌記念では人気ほどの走りができておらず、今回の馬場も合わない。
W:ステイゴールド系の馬は守備範囲が狭い馬が多く、G1勝ちが阪神,京都の1600〜2200である本馬が中山2500mまでも攻略できるとは考えにくい。距離も少し長く、行き脚はいいが先行してしまうとあまり伸びないという少し難しい馬なので継続騎乗でないのもマイナス。能力はあるが思い切って消し。
S:レコードタイムとなったエリザベス女王杯を勝ったこの馬は、ラヴズオンリーユーと同じくスピードタイプ。有馬記念で求められるパワーでは劣っている。
M:○癖のあるステイゴールド産駒だが5歳になって落ち着いてきたことから中山の特殊なコースもこなせそうだし、同い年のアーモンドアイに隠れているが5歳になってからも超一流でGⅠ・4勝ととんでもない名牝。地力を信頼して対抗。
 
8ペルシアンナイト
H:時計のかかる馬場自体は合っているが、ハービンジャーは欧州型ダンジグ、それもデインヒル系ということでマイル~2000mのレースに慣れたこの馬が6歳になって初体験の2500mへ900mの距離延長というのは厳しい。
W:衰えてきてから馬券圏内に来たレースは全て直線平坦コースで、直線に急坂のある中山コースは向かない。距離に関してもまだ距離適性の定まりきっていない3歳時のスローペース2400mの日本ダービーで完敗するくらいなので、距離適正の定まりきった6歳の、ある程度ペースが流れると予想される2500mの有馬記念では厳しい。
S:この馬は1600~2000mが得意な馬で、今回の2500mには対応できない。前走からの900mの距離延長も無理がある。
M:瞬発力を活かせばマイルより長い距離、下手すれば2500mもこなせそうなものの、ここはメンバーが強い。
 
9クロノジェネシス
H:牝系出身馬を見てもノームコアやフサイチリシャール、フサイチエアデール、ライラプスなどを筆頭にマイラーが多く、母父クロフネというのも距離適性に大きく影響を与えているはず。有馬記念の歴史を見ても1971年のトウメイ以降で有馬記念に勝った牝馬はダイワスカーレット、ジェンティルドンナ、リスグラシューという最強牝馬を論ずるときに必ず名前が挙がるような面子のみ。この馬の能力を軽んずるわけではないが、道悪と適正距離の2つが噛み合った上に馬場の伸びる部分を走ることができた宝塚記念などは特殊な例であり、今回は距離適性の観点でやはり長い。
W:▲春のグランプリホースなので非根幹距離適正はある。ただ近3勝はすべて道悪で挙げていて、良馬場ならこのメンバーでは2,3着か。実際前走、フィエールマンと本馬では本馬に有利と思われる距離でも高速馬場では先着されている。半姉の距離適性を見ると距離にもやや不安がある。
S:◎父は凱旋門賞馬バゴで、パワーがある馬。馬場に合うことはもちろん、宝塚記念などの非根幹距離にも対応しており、今回も期待できる。
M:◎本質的には2000mの馬だが、非根幹もこなせ、持久力もある。宝塚記念で道悪の2200mをあれだけちぎることができれば、2500m戦であれば追い比べに勝つのにも十分なスピードもある。
 
10カレンブーケドール
H:雨の東京は内から回復するため、昨年のジャパンカップでの2着は、この馬場の特性に助けられたものであろう。父ディープインパクト×米国型母系という血統構成からも本来力の要る馬場はそこまで得意ではないと見る。クロノジェネシスに先着された道悪レースで、秋華賞では2馬身差、京都記念でも2と1/2馬身差つけられており、やはり馬場適性において差は歴然。ただ、前述の通りクロノジェネシスは距離が長いように思えるので、今回は距離適性ではこちらの方が有利か。
W:△クロノジェネシスとは過去4回対戦して3敗だがうち2敗は道悪でのもの。良馬場なら互角に戦える。調教が良くドバイ遠征の中止の影響は完全に無くなったと思われる。ただ決め手がない馬なので今回も1着は厳しい。
S:ディープインパクト×スキャットダディのこの馬は、ジャパンカップやオークスといったスピードが求められるレースで強い。ラッキーライラックらと同じように、今回は低評価。
M:あのJCで3強に負けず劣らずの走りをしてから僅か一ヶ月。古馬になって以降は間隔を空けて慎重に使われて来た馬だけに不安が多い。迷ったが切り。
 
11モズベッロ
H:前走は非根幹距離適性と直前の大雨による道悪、外差しに極めて有利という馬場条件が重なった結果。今回は特定の位置どりに極めて有利という馬場状態ではなく、厳しいか。
W:春の宝塚記念は3着だったが、道悪が得意でベストな舞台にもかかわらず11馬身離されたのはやはり実力差。調教も悪く、やはり天皇賞(秋)前の外傷によってプランが頓挫した影響は残っていると思われる。
S:○日経賞や宝塚記念で好走しており、有馬記念にも適性が合う。8週以上の休み明けでは日経賞2着を含む(1,1,0,0)と好成績で、大いに期待できる。
M:適性もありそうで宝塚記念のレース内容は良かったが、半年の休養明けでは厳しそう。
 
12オーソリティ
H:昨年2着のサートゥルナーリアの甥であると同時に、ジャパンカップを勝利後3番人気に支持されながら5着に沈んだエピファネイアの甥でもある。個人的にはどちらかと言えばエピファネイアの適性に近いと判断した。この馬はオルフェーヴル産駒ということもあり力の要る馬場の有馬記念で人気しそうだが、ホープフルステークス5着、稍重のディープインパクト記念で3着で中山戦績は良くなく、前走と前々走は共に東京の青葉賞とアルゼンチン共和国杯で連勝、青葉賞に至ってはレースレコードだった。エピファネイアもロベルト系のシンボリクリスエス産駒かつ不良馬場の菊花賞を勝ったということでパワーがあるがジリ脚なのでキレ負けする馬と勘違いされがちだが、2:23.1という速いタイムで錚々たる面子相手にジャパンカップを4馬身差圧勝、その次走の有馬記念もレース動画を見ると600m辺りから直線入り口までジェンティルドンナよりも良い脚を使っている場面もある。エピファネイアのGⅠ勝利は京都と東京、共に癖のないコースであり、有馬記念では中山のトリッキーなコースと良すぎる反応が噛み合わず、仕掛けが早くなって負けてしまった。オーソリティも好成績を残しているのは広くて癖のない東京コースであり、馬場適性的にも今の中山の時計のかかる馬場があっているとは考えづらい。
W:○前走は三角5番手以内で回った先行勢が軒並み崩れる展開の中で唯一脚を伸ばして横綱相撲で勝つという強い競馬を見せた。前々走青葉賞でレコードを出しているように府中の方が得意だとは思われるが芙蓉ステークスを勝っているので中山はこなせる。やはりこの時期の3歳馬が55.0kgで出走できるのは有利。
S:△父オルフェーヴル×母父シンボリクリスエスで、2500mのアルゼンチン共和国杯で勝っており、有馬記念の適正に合致している。
M:前走と前々走の勝利はライバル馬のレベルによるものが大きく、あまり評価できない。
 
13フィエールマン
H:◎昨年の差しに有利なペースかつこの馬は海外帰りという不利な条件の中で4着という結果は優秀であり、トリッキーなコースも特に苦にしないことを証明した。非根幹距離は確実に得意であり、母父グリーンチューン(ニジンスキー系)×母母父ノワールエトワール(プリンスリーギフト系)の欧州血統でタフな馬場も問題ない。
W:◎昨年の有馬記念では8着までのうち7頭が四角7番手以下というハイペースの中、捲り、先行勢の中で唯一粘って4着。本馬は未だ小回りコースの重賞を勝てていないが捲る競馬ができることが判明したのでもう苦にしないだろう。前走は熱発で急遽ローテーションを変えての参戦で、ベストとは思えない2000mながら2着に来たのは実力の証。ディープインパクト産駒の牡馬は早熟傾向を持った馬も多いが本馬はまだ12戦目なのでまだしばらく第一線で頑張れるだろう。
S:この馬は母系が欧州型だが、その中でもフランスの血統で、連覇した天皇賞(春)や2着になった前走の天皇賞(秋)のような軽い芝が得意。東京や京都では強いが、中山2500mでは不利。
M:▲タフネスかつトリッキーな馬場は向いていない。ただ、実力は確実に上位であり、確実にアーモンドアイを追い詰めた脚は本物。馬券には入れる。
 
14サラキア
H:△父ディープインパクト×母父ロミタス(ニジンスキー系)×母母父タイガーヒル(欧州型ダンジグ)の欧州血統で、本来は時計のかかる決着の方が得意だと思われるが、前走のレースレコード決着でも2着に食い込むなど非根幹距離に強さを見せている。パワーがあるので坂に、小倉での好走歴からも小回りにいずれも不安はない。思い切った差し・追い込みのレースをすることも多く、欧州血統も相まって2500mという牝馬にとっては長い距離をごまかすことも可能だろう。
W:前走エリザベス女王杯で2着に来たものの四角12番手という着拾いの競馬。前走を除けば本馬は古馬になってから直線に急坂のあるコースでの好走歴が全くなく、府中や小倉で良績をあげている。兄弟の戦績を見るとマイル前後の距離に良績が固まっていて、中山2500mは長いように思う。外枠も厳しい。
S:☆1800・2200mといった非根幹距離ではなかなかの好成績で、血統的にも長距離をこなす(母父ロミタスはドイツ2400mG1馬)。期待できる穴馬だ。
M:追い込みの戦法なら展開次第で距離は克服できるが、枠が大幅に不利だろう。
 
15オセアグレイト
H:道悪で急坂もある3600mのレースからのローテーションではやはりダメージが考えられるし、成績を見てもスピード不足という印象が否めない。
W:オルフェーヴル産駒で、叔母には牝馬ながらステイヤーズS2着の実績のあるエルノヴァがいるという長距離血統。本馬はリステッド以上の3000m以下のレースでは全く通用しておらず、2500mでこのメンバーでは流石に厳しい。
S:ステイヤーズSやダイヤモンドSでは好走しているが、アルゼンチン共和国杯や目黒記念などのレベルの高い重賞では凡走しており、スピードが足りない。
M:有馬記念も2500mで確かに距離は長いが、3000m超の超長距離重賞は求められる適性が異なり、ステイヤーズステークスなどの実績は度外視。
 
16ユーキャンスマイル
H:速い馬場が得意な馬であり、力を要する馬場には向いていない。やはり適性の合いそうなレースとこの馬の成績を照らし合わせるとやはりピークも過ぎているように思える。
W:母ムードインディゴは5歳以降、半兄ノガロは4歳以降馬券圏内なしというやや早熟血統で、この馬も5歳秋になって衰えてきた印象。元の実力が発揮できたとしても元々G1ではもう一歩足りない馬で、大外枠では厳しいだろう。
S:阪神大賞典や新潟記念など、瞬発力勝負になるレースで強い馬。今回の有馬記念にはちょっと合わない。
M:外枠が不利。
 
買い目(買えないけど)は
 
H:(15:20修正←ワールドプレミアの複勝を書いていませんでした)
複勝 13 5点
5 3点
2 2点
3,14 1点
単勝13 2点 計14点
 
W:3連複 13-9,12-1,2,4,9,10 各1点
ワイドボックス 2,4,12 各2点 計15点
 
S:複勝 11
ワイド 9-3,6,11,12,14
馬連 9-11 計7点
 
M:3連単 ボックス 2,5,7,9,13 計60点