《天皇賞(秋)》
Bコースになったことにより3コーナーの最内以外の芝は良好であり、スピードのある馬が有利な秋晴れの軽い馬場と考えて良いだろう。
1ブラストワンピース
父ハービンジャー(欧州系ダンジグ)×母父キングカメハメハの欧州血統であり、やはり力の要る馬場の方が得意で休み明けも割引要素。古馬の一流どころと戦うようになって以降の勝ち鞍は有馬記念(稍重)、AJCC(稍重)や札幌記念(洋芝)であり、それ以外は掲示板にも入っていない。
2カデナ
父ディープインパクト×母父フレンチデュピティ×母母父シアトルスルー(ボールドルーラー)の米国血統、速い決着になった大阪杯では11番人気ながら4着。今回もハイペースで前が潰しあう展開になれば大穴もある。
3ダイワキャグニー
今年入着した金鯱賞(3着)、エプソムカップ(1着)、毎日王冠はそれぞれ湿った良馬場、不良馬場、稍重と力の要る馬場で好成績。今回は向かない。
◎4ダノンキングリー
父ディープインパクト×母父ストームキャット×母母父オーナーアンドグローリー(マッチェム系)の米国型スピード血統、休み明けも問題ない。これまで馬券圏外となったのは昨年のマイルチャンピオンシップ(湿った良馬場)と前走の安田記念(稍重)といずれも力の要る馬場、今回の軽い馬場は圧倒的に得意条件。
5ウインブライト
蟻洞からの休み明け緒戦だが、父ステイゴールド×母父アドマイヤコジーン(グレイソヴリン系)×母母父ジェイドロバリー(欧州型ミスプロ)の欧州血統で休み明けと速い馬場は割引要素。府中では3歳以降8着が最高着順、今回ではなく次走以降に期待。
6フィエールマン
父ディープインパクト×母父グリーンチューン(ニジンスキー系)×ノワールエトール(プリンスリーギフト系)、母系のフランス血統とそこから受け継いだスタミナとパワーゆえに凱旋門賞への挑戦もなされたのだろう。今回の条件とは真逆であり、休み明けというのも割引要素。
7クロノジェネシス
凱旋門賞馬の父バゴ(レッドゴッド系)から受け継がれたのか、やはり得意なのは力の要る馬場であり、3歳秋以降の勝ち鞍は秋華賞(稍重)、京都記念(重)、宝塚記念(稍重)と全て道悪。欧州血統の休み明けという点でも割引。
▲8キセキ
父ルーラーシップ×母父ディープインパクト×母母父ドクターデヴィアスという血統は左回りの良馬場がベストな条件。今回は3コーナーに若干の荒れがあることもあり、高速馬場とまではいかないこともまた好要素。
○9アーモンドアイ
良馬場で外目の枠というのはこの馬の好走パターンから考えるとあまり良いものではない。地力は文句ないが、条件がずれた時に1着は厳しい時があるというのもまた事実、今回は本命としては推せない。
10スカーレットカラー
父ヴィクトワールピサ×母父ウォーエンブレム×母父ディスタントリレーティヴ(ロベルト系)と米国系の比率が高い血統構成ではあるがどちらかといえば各種牡馬がスピードよりパワー寄りで、洋芝を得意とする実績にも現れている。今回は向かない。
☆11ダノンプレミアム
前走の安田記念は稍重で差し有利な馬場条件で合わなかった。本来得意なのは軽い馬場であり前走凡走しただけで人気しないのがおかしいほどに実力は本物、休み明けでも成績は良好で期待できる。
12ジナンボー
前走の新潟記念も内枠とから馬場の良いところを通った結果の前残りであり、特筆するほど軽い馬場が得意なわけでもなく、この舞台では厳しいだろう。
 
買い目(買えないけど)は
三連複4-9-8,11
ワイド ボックス 4,8,9,11
複勝2 計9点