杏蔭斎整骨要訣 | 福生市の整体院| 快整体院くつろぎオフィシャルブログ

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杏蔭斎整骨要訣とは、吉原元棟(字:隆仙 号:杏蔭斎)と長崎の通詞外科医吉雄耕牛の門人によって、
吉原元棟の術式を元に編集された整骨術書であり「杏蔭斎整骨要訣」と名付けられ成立しました。



「杏蔭斎整骨要訣」の内容としては、
骨折脱臼の治療総論「凡例」と四肢脊椎の脱臼に対する整復操作の「施術」からなっており、
凡例の部分を簡潔に説明すると「施術に際しての注意事項」といった内容です。
内容の一部としてご紹介すると、
「施術の前に温蒸法で筋の緊張と腫脹を少なくすること」
などの注意点といったものです。

「杏蔭斎整骨要訣」の術式は、正術13法と附術18法からなり
脊椎および四肢の施術操作が挿絵とともに記述されています。
各術の要点とされる部分は、
秘伝や家元制度も相まって口伝(口伝え)が重視されているのが特徴です。


1.熊顧術(附術3)
頸椎の施術

2.風車術(附術2)
肩関節の施術

3.鸞翔術
肩甲骨の施術

4.靡風術(附術3)
胸肋骨の施術

5.鶴跨術(附術1)
胸椎の施術

6.円旋術(附術4)
肘関節の施術

7.游魚術(附術1)
橈骨手根関節・指骨間関節の施術

8.尺蠖術(附術2)
膝関節の施術

9.弄玉術
腓骨外果脛骨内果の施術

10.鴒尾術
中足骨・足趾の施術

11.螺旋術
踵骨・距腿関節の施術

12.燕尾術(附術1)
股関節の施術

13.騎竜術(附術1)
腰椎の施術


吉原元棟は武士であるが按摩を生業としていたために、この術式名は中国導引の「五禽之戯」「婆羅門導引十二法」などの名称を参考に考えられたものともいわれております。




この杏蔭斎整骨要訣は上巻のみで頓挫してしまい、
吉原元棟は成書の完成を見ずに寛政12年(1800年)の冬に病没してしまいました。
吉原元棟の病没から8年後の文化5年(1808年)に門人の二宮彦可が杏蔭斎整骨要訣の成書として、
「正骨範」を完成する事で吉原元棟の願いが叶いました。

それゆえに成書としての「正骨範」は杏蔭斎整骨要訣の術式に、
二宮彦可の経験則を加えた母法15・子法36からなる吉原元棟整骨術の集大成となります。



※正術と附術については時間があった時にでもご紹介いたします。


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