「概要」
拘縮(こうしゅく、英: contracture)は、関節包外の軟部組織が原因でおこる関節可動域制限のことである。生理学的には活動電位の発生の停止により筋が弛緩しなくなる現象。
1.皮膚性拘縮
皮膚が熱傷や挫滅から回復する際、ケロイド・肥厚性瘢痕などにより引きつれるために起こる。瘢痕拘縮のひとつ。いったん拘縮すると手術以外に除去方法がない。Z形成術やティッシュエキスパンダーによって皮膚の不足分を補うなどの方法がある。
2.結合組織性拘縮
皮下組織や腱、腱膜の瘢痕拘縮。
3.筋性拘縮
高齢者が長期間寝たきりだったことに起因する廃用性の萎縮を指すほか、阻血によるフォルクマン拘縮もこれに含まれる。
4.神経性拘縮
痙性麻痺や痛みに対する反射性の筋緊張によるもの。
拘縮は歩行機能やADLの阻害因子となり、リハビリテーションの対象となることがある。特に、脳卒中患者や高齢者の介護では寝たきりにしておくことが筋拘縮を来たし、さらに自立度を下げる悪循環を形成しがちなため、関節を適切に運動させることが必要である。
「原因」
特に高齢者の拘縮は【筋性拘縮】であり、長期間寝たきりだったことに起因する廃用性の萎縮を指します。
「触診・症状」
自分が施術したお客様では肘関節の拘縮でした。寝たきりで、拘縮している手は肘を90度に屈曲させて、前腕は回内で手の甲を上に向けてお腹の位置に置いてある状況が何ヶ月もあったそうです。
まず、可動域確認の為にゆっくりと肘の伸展をさせると肘関節が90度くらいには筋肉の強張りが感じられ、その影響で肘関節の可動域が狭くなっているのを目視でも確認出来ました。
症状としては、肘関節を90度屈曲から伸展をし、前腕を回外にしようとすると怖がる、または痛がる意思表示があります。
「施術と経過」
施術としては導引法(ストレッチや操体法のようなもの)と他動屈伸を試みましたが改善の兆候が見られないので明らめて、筋絡の操作による施術を実施しました。
施術5回目の段階で前腕を回外をした状態での肘の最大伸展とまではいきませが、
当初の90度以上の伸展不可と前腕の強制回内位は軽減されて90度以上の伸展が出来るようになった為に、お腹の上に乗せていた手もベッドの上に置くようになりました。また、目視でも強張りが軽減したと確認できるほどになりました。
まだまだ、拘縮のある関節と正常の関節を比べても拘縮は感じられますので引き続き施術をしていきます。
拘縮する前にリハビリ等で予防をしていくのが一番良いかと思います。
<参考文献>
Wikipediaより抜粋
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