受験直前に短期戦略を立てる重要性 | 中学受験・高校受験・大学受験に強い杉並区の個別指導塾TESTEA

受験直前に短期戦略を立てる重要性

こんにちは!
杉並区の個別指導塾テスティー塾長の繁田和貴です。


今回は、2つ前の記事で書いた「戦略」について書きます。

受験生はこの時期になると、やれることが本当に限られます。
しかしその一方でやったことが本番の得点に直結するのも事実です。

つまり今はひとつの選択が運命を大きく左右しうる大切な時期。
言い方を変えれば、ここから2~3ヵ月のがんばり次第で、目の覚めるような逆転合格も可能。
そんな時期なのです。

これは指導者としての経験からも、自分自身が受験生だった時の経験からも確かです。


大学受験時の自分の話をすると、
私は浪人しているので、この時期を2回経験しています。

現役時代の私は、この大切な時期の組み立てがとにかく下手くそでした。
迫る本番に焦るあまり、ゴールからの逆算ではなく、手あたりしだいの積み上げ学習をして…

…結果、どれも中途半端。
あえなく浪人となりました。


一方、浪人時代。

相変わらず苦しい状況でしたが、この時期からが違いました。

志望校を東大に決めていた僕は、戦略を考えに考えた結果…

勉強の時間対効果が高いと思われる国語に賭け、残された勉強時間を集中投下したのです。

その他の教科が伸び悩むリスクはもちろんありました。

ただ、
「合格点を取るためには伸びしろの大きい国語を克服するしかない!」と考えての決断です。

結構大きめの点数を稼がないと、合格ラインにはとても到達できない状況だったのです。


教材はほとんど実戦問題、東大模試や東大の過去問を選びました。
そして数をこなしました。

これは国語ならでは戦略だと思っているのですが、国語の読解・記述問題は、同じ問題を繰り返して解くよりもたくさんの新たな問題に触れた方が効果的です。

解いたら解答を見て、模範解答を写し、
徹底的に着眼のポイント、解答のコツを体に刻み込みました。

結果、きわどい戦いでしたが、なんとか合格できました。


逆転合格を望むなら、戦略なくして合格はありえません。

どんな時でもその時に応じたベストな戦略はあるもの。

ここから受験までの戦略はまさに「超」短期計画・短期戦略ですが、それでいいのです。

これまでの受験勉強の中でもっとも「濃い」時間になることは間違いないのですから。
事前にしっかりと頭を使うことが大事で、闇雲な勉強は絶対にNGです。


ちなみに知識系問題での加点を試みるなら、1~2回は繰り返すとよいですね。

「えー 繰り返さないといけないの~むっ

と言うなかれ。

繰り返さずして定着するほど人間の記憶は万能ではありません。

1~2回は繰り返すというのは、もっと正確に言えば、
「受験まで日数のないこの時期だからこそ、1~2回程度の軽めの繰り返しで済んでしまう」ということなんです。

受験直前の「ゴールデンタイム」で、ぜひ自分の伸びしろを伸ばしましょう。

繰り返しの際には、以下の記事を参考にしてください。

暗記物を効率よく学ぶには?

経験豊富な学校の先生や塾の先生にも頼れるところはどんどん頼るといいですね。

どんな苦しい状況にも逆転の糸は垂れていると信じ、まずは一瞬立ち止まって全体を俯瞰し、合格のための戦略を練ることが肝心です。
(当然ずっと立ち止まっているのはNGNG!)

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