大学受験 生物への対処法 | 中学受験・高校受験・大学受験に強い杉並区の個別指導塾TESTEA

大学受験 生物への対処法

こんにちは!
杉並区の個別指導塾テスティー塾長の繁田和貴です。

今回は過去の投稿の中から、受験生たちにお役にたてそうな記事を再掲します。

大学受験の「生物」についての相談と、それに対しての回答でした。
しかし当時、時はすでに本番2ヵ月前…

本当はもう少し余裕を持って取り組みたいところですよね。

なのでこの時期に記事にしておきます。

それではどうぞ!

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勉強お悩み解決箱に相談が寄せられました。

「大学受験の生物」なのでかなり読者を選ぶ記事です(笑)

ですが、

将来理系に進もうと考えている生徒

および

わが子を理系に進ませたいお母さん

はご一読ください。

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こんにちは!
たかーです

(学年)1浪目です

(志望校)東邦大学医学部

(塾情報)地方予備校

(テストの成績)河合全統記述
数68 英64 化68 生55

(参考書・テキスト)大数などの有名問題集

(1日の勉強時間)11~13時間

(質問)私は1浪目でしかも志望が私大医学部なのでもうほとんど時間がないのですが・・・。
そして、数・理で8割は堅くとんなきゃいけないのですが・・・。
生物の点数もそうですし、なかなか生物をやってる割に出来ないのですが、残り2ヶ月どのように生物に対して取り組めばよいですか?よかったら教えてください。
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こちらの質問には、TESTEAの岡林から回答させていただきますね。

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こんにちは、TESTEAで大学受験を担当している岡林です。
簡単ではありますが、たかーさんにアドバイスをさせていただきます。

まず、1日の勉強時間が11~13時間ということなので、苦手科目ということも考えると1日3時間くらいは生物に割けているもの、として話をします。

生物を学習する上で最も重要なことは、知識の裏付けを深めることです。

用語や知識を丸暗記するのではなく、「なぜそうなるのか」「それが何につながるのか」を知らなければなりません。

そのために必要な学習は、記述対策です。

東邦大学医学部の場合、記述の対策は必要ないと思われそうですが、実は記述の対策をすることで知識の裏付けやつながりがかなり強化されます。

その上で、感覚を鈍らせないためにも、本番に合わせた演習も必要ですね。
本番に合わせた演習は、過去問やそれに似た出題形式の問題集などを用いて、必ず時間を計って行います。
必ずしも本番と同じ時間で行う必要はないので、「この大問を10分」とか、「このページを15分」といったような切り方も有効ですよ。

以上のような学習を、記述対策に1時間、本番に合わせた演習を1時間、間違えた問題の復習に1時間というふうに1日の中でやれるとよいですね。
(この時間配分は目安なので、自分の得手不得手に合わせて調整してみましょう)

ちなみに間違えた問題の復習はその問題を見直すだけでなく、その問題に該当する教科書や参考書のページにも目を通すようにしましょう。

最後に、使用する問題集についてですが、これは「自分が解いて7割程度できるもの」を目安に選んでみてください。

簡単すぎる問題集では学習にならないのはもちろん、難しすぎる問題集も効率が落ちてしまいます。

特に苦手を克服するためには、問題集はぜひ自分の現在の学力に合わせて選ぶようにしましょう。

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いかがでしょう、たかーさん。

間違えた問題の見直し方法や問題集選定の基準は他教科でも有効なノウハウなので、ぜひ参考にしてくださいね。

良い報告を待っています!


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