おはようございます
快生整骨治療院 院長の上ヶ島 です。
札幌で治療院を開業して38年目になります。
今年から高齢者の仲間入りをしたので、
開業当時の夢だった「地方を元気にする」活動を
してみたいと思っています。
私が札幌で開業したのは28歳の頃。
その頃は不安でいっぱいでした。
私なんかが開業して暮らしていけるんだろうか?
そんな思いでいっぱいでした。
とても希望に満ち溢れてという状況からは程遠い状態でした。
「収入を安定させる」
その一点で仕事をしていた気がします。
ありがたいことに、何年もせずに収入が安定しだしてきました。
その頃から夢が芽生えたような気がする。
「衣食足りて礼節を知る」という言葉があるように、少しくらいは生活に余裕がないと今のことしか考えられないんですね。
人生とはそういうものなんでしょうね。
その頃描いていた夢は、
「医療の行き届かない地方を治療しながら渡り歩くこと。」
まずは治療して良くなったことを実感してもらう。
その上で
「こうやって治療したらこんな風に良くなったでしょ。
自分でやるのならこんな風にしておくといいよ。」
という感じでセルフメンテナンスの仕方を教えて回る。
というのを考えていました。
でも、どう考えても採算は合わない。
なので仕事を引退する位の年齢になって、そこそこ資金がたまっていたらその資金を使ってやってみたいと思っていました。
今現実に65歳になってみて、全然資金はたまっていない。
子供二人を一人前にするというのはずいぶんとお金がかかるものだなぁというのを実感しています。
まぁ借金していないだけ立派なものだと自分では思っているのですが。
今は持ち家もあるし夫婦二人だけなので生活費はいくらもかからない。
まぁまぁ満足の人生だった気がします。
残りの人生は好きなスポーツを思う存分やって、楽しく暮らせば思い残すことはない。
なので少々夢はあきらめていました。つい先日まで ・・・