久しぶりにカイの高校の時のハナシ。
停学になるたび、学校を退学すると
荒れて、荒れて大変だった。
学校側は、停学になるような子供は
なんとか退学にもっていこうとする。
4度めの停学理由は、
教諭に、ウザいと言った一言。
普通なら、始末書で済む事が、
ここぞと言うばかりに
停学に持ち込む。
停学になると、学校の1室に隔離される。
窓には新聞紙が張られ、
外が全く見えない状態。
冬はストーブさえ置かず、
凍えるような寒さの中、
精神的に追い込まれるのだ。
監獄の中より、ひどいと思う。
教諭が入れ替わり監督係りで
やってくるのだけど、
心ない教諭からは
お前は何度も停学になって、この学校に
伝説をつくった。
普通ならとっくに退学するのに、
いつまで居座るつもりなんだ、
早くやめてしまえ…
と罵倒の嵐。
とうとう耐え切れず、退学すると言う。
カイの決意は固い。
何度話し合っても無駄…
荒れる一方で、私にはどうする事も
できない。
どこで育て方を間違ったの?
私が何が悪かったのだろう…
毎日、泣いて、泣いて、自分自身を
責める事しかできなかった。
でも、カイが学校をやめないで
いてくれる何かがきっとある…
そして見つけたのだ。
カイが中退せずにいてくれるために
私はアクションを起こした。
県庁の高校教育課に出向いた。
藁もつかむ気持ちで。
今まで学校側に受けていた
罵倒や差別、理不尽な仕打ちなど、
エクセル50枚以上の用紙に
書き綴ったものを読んでもらい、
涙ながらに訴えた。
担当の方は、話をしっかり聞いてくれた。
17歳という多感な時期に、
学校側がした事は度を超えています。
どれほど子供さんが傷ついたのでしょう。
退学するように仕向けた学校側に
問題があるとしかいいようがありません。
そう言ってくれ、学校にすぐ
連絡してくれたのです。
さて、今日はすごく長くなったので
このへんで!
この続きはまた明日~😊😊😊