今日は昨日の続きで、
ムスコ、カイの話をします!

高校で、3度目の停学。
停学になる度、退学すると
言い張ってたカイ。
今回も、毎晩カイと話し合って
ようやく続けようと決め、
明るい兆しが見えました。
乗り越えられて、ホントに
よかった…と思ったすぐ後の事。
ようやく、長い、長い、停学も解除され、
やっと普通の高校生活を
送るのも束の間。
3度も停学になったので
目をつけられていて、
一部の心ない先生たちは
きっかけを待っていたのです。
何でもない事で、グズグズと
文句を言われ、つい、ウザい、と
言ってしまった…
その一言で、停学になると
学校側から通告。
カイは、いつも言ってました。
同じ事をしても、他の生徒は
なんのお咎めもなしなのに、
俺だけは、事あるごとに
差別され続けてる。
学校側は、俺をやめさせるように
仕向けてるんよ、
そんな学校に未練なんてない、
辞めてほしいと思われてるのに、
なんで続けんといかんと?
どれだけ俺が学校で、
卑下されとるか、知っとると?
って…
母子家庭で、カイにはたくさんの
苦労もさせてきたよ、
でもね、カイが
高校だけはキチンと卒業し、
自分の夢に向かっていけるように
お母さんも頑張ってきたつもり。
お母さんが、カイを守るから、
だから退学だけはしないでほしい…と
毎日説得を続けました。
いや、もう停学になるくらいなら
退学する、
いや、頑張って卒業してほしい…
毎日がその繰り返し。
積み木崩しのように、カイが
荒れて、出口のない、
闇の中に落ちていきます。
手も上げられました。
私にはもう止める事が
できない…そう感じ、
編入する高校を探したり、
他に別の道があるのかも…
更生するには、今の学校を辞めるしか
ないのかも…
そう思ったりもしました。
あれだけ、優しくて親思いだったカイ。
どこで、どう変わってしまったの?
私の育て方が悪かったの?
どこで、どう変わってしまったの?
毎日自問自答の日々。
自分自身を責めて、
毎日泣いていました。
4度目の停学なんて、
もう耐えられる気力は
私にも、カイにも
残ってなく、
もうあきらめるしかない…
そう思いました。
でも、あきらめる事は簡単。
親の私があきらめたらもう終わり。
そう思い留まり、
カイを退学させようとしている、
学校と戦う事を決めたのです。
カイが卒業してくれる事が
できるなら、
私は何でもできる…と。
そして、私は一縷の望みに託し、
行動に出ることにしたのです…。

長くなりましたね。
それなのに、最後まで、
飽きもせず、
読んでくれた皆さん、
ほんとにありがとう❗️
まだまだ長くなりそうなので
今日はこのへんで😊
続きはまた明日。
気が向いたらまた明日も
読んでくださいね。