いやぁ点は入らなかったけど、久方ぶりに見る類稀な試合でした。

止まることなく、耐えまなく動き続け、烈しくブツカリ合い、ゴールを目指すと言ったこの上ない最上級な一戦だったと言える。

しかも超速のスピードで、次から次へと休む間もなくである。



観ているこちらは、只々知らぬ間に息を止め、手に汗ぉ握り、画面に釘付けになるしかなかった。本当に凄かった。

もぅ脱帽!

両者にスタンティングオベレイションです。

何でこの熱の籠った激闘が「決勝」ではないのだろう。

以前「バルサ」と答えたことがあるんです。今後モウリーニョが指揮するクラブはどこだ?!という質問に…。
確かにJMは口が過ぎるところがあり、敵も多かろう。でも第3者や他人に対し、酷く立ち直れぬ程の大打撃を与えたりしなかったと思います。その鋭く磨がった言葉の中にもJMらしい愛情がいつも見え隠れしていたと思います。要は限りなく純粋なハートとアンダーカバーなエンターテインに基づく表現者で、保護者的立場を全うする人だった。悠々と堂々と時に淡々となァなァと急ぎ過ぎていたのかもしれません。
そんなJMが次に指揮するチームは?(上記を踏まえ数々のインタビューを振り返ると)、「新しい言語を覚えたい」という意見や「我々のような監督には常に必要としてくれるクラブがいくつもある」叉「一年間今まで出来なかった事を是非やりたい(家庭サービス等)」、「必ずプレミアに戻って来る!」等をキーワードに推測すると、フランス、イタリア、ドイツ、スペインの4大リーグの何れかであり、更にJMの才能と実績があれば、雇う側は引くてアマタで一番人気となるのは間違いないだろう。


けれども彼自身はやはりプレミアが大のお気に入りであり、願わくば短期で全うできる仕事が望ましいに違いない筈。勿論一定期間だけビッグクラブで過したのち即辞任し、プレミアへなんて都合良く受け入れてくれるクラブなんぞ殆んどないだろう。JM自身これからの時代は短期集中型ではなく、長いスパンでのチーム作りに重きを置くのではないかと考えられなくもない。それでもやはり来季には何れかのチームを率いて貰いたいので、現実的に言って「就任しても直ぐ辞められ且つ恨まれないクラブを前提に決まる!」をテーマに踏まえざぁ~と探してみっと⇒①リヨン、②マルセイユ、③ユベントス、④アトレティコM、⑤セビージャ、⑥ブレーメン、⑦ハンブルガーSV、⑧レアルマドリー、⑨バルサ、等を候補として挙げてみました。が、まぁどこも一筋縄では行かないだろうが…。可能性として人脈、顔見知りなどコレクションを巧く生かすか?旗又イザコザ覚悟でチェルシー以外の金持ちクラブ相手に再挑戦するのも面白そうだ。
何れにしても2~3年ないし、数十年後かは判らぬが、必ずプレミアへ戻って来ると信じている!
もし仮に経営者が突然代るか、或いはJM自身が即決で買収するとか、再びチェルシーに戻って来れるチャンスがあると云うんなら、それが一番ベストだろう。個人的にはソイツを一番期待しているところのもの!
*もしかすると今回の一連の退団劇には、もっと奥の深いシェイクスピアの様な協奏曲が響きわたる芝居の戯曲が隠されているのかも知れない。そぅ言ったら貴方はどうする!?
確かに余りにも間の悪いタイミングだった。モゥリーニョが退団した時のチーム状態(別に負け越してる訳でもなく、チームが未だ本調子でなかっただけ)を考慮すると、選手らを何とかして本気で立ち直らせる為の「発奮からくり」なるものが仕組まれていたのかもしれない。(退再入団劇)そういう斬新なチーム改革の為のレール(図式)が既に敷かれていたとしたら?~と、本当嫌になるほど、ついつい期待したり、考えてしまうモゥリーニョ・フリークの私である…。