〇相場考

 

いよいよ明日から2024年相場の再開です。海外は昨日から始まっていますから2日分先行して東京市場のオープニングです。

やはり昨日も話した通り米国10年債利回りが10/23ピーク5.021%→12/29終値3.866% つまり1.155%の下落は来年のFOMC3月から6回連続利下げ0.25%×6=1.5%の利下げの織り込みだったと判断した方がいいみたいです。

 

 

消費者物価指数11月3.1%がFRBが目指す2%への課題は大きいはずで、失業率11月3.7%がいくらまで上昇するのか。能登地震による日銀のマイナス金利解除が年後半へ後ずれした現在、日米金利差は拡大する可能性が高まった。

 

 

 

為替は、円安の上限が高まりドルは金利低下を織り込み過ぎているのが現状で再度150円近くまで戻っても不思議ない。金利も6回連続利下げの見直しだとインフレ懸念再燃で4%半ばになるとしたら株式相場も見直しせざるを得なくなります。

 

 

 

為替145円~148円、米国10年債利回り4.5%想定ならNYダウ、S&P、ナスダックも10%安ぐらい。日本株は能登地震で補正も組まなくてはならないし援助ですよね。日銀のマイナス金利解除は当面なしで輸出関連がいいでしょうし金利上昇なければ株高になるでしょう。米株のコピー相場ですから下落するのでしょうが、下がれば「買い」に思えますけど。

 

 

 

明日の参考で、20:50現在欧州株はDAX ‐0.88%、FT100 ‐0.865,CAC40 ‐1.31%と安い。米株先物はUS30 ‐0.27%、US500 ‐0.27%、US Tech ‐0.44%、金先物 2057.75  -15.55  -0.76%、原油WTI 70.40 +0.03、米国10年債利回り 3.98% +0.033 +0.84%です。

 

 

寄り付きでNYダウ 102ドル安、ナスダック 75ポイント安、日経平均先物258円安(12/29比)の状況でナスダックは昨日も245ポイント安ですからやはり過度の利下げを織り込んだということです。1/2 騰落レシオ25日 NYダウ 159.23、ナスダック 116.45でまだ高く金利上昇の株安は続きそう。

 

 

個別でもエヌビディアが昨日‐13.54ドル、プレも‐5.92の475.76ドルで押し目買いが入るか。プレ段階までで12/29比‐3.96%ですから日本の半導体株には悪影響です。年末まで半導体関連が中心だっただけに明日どこまで下がるか押し目買いはどの水準で入るか。やはり大発会は下落相場の可能性が高く米国株が高く終了してくれればと期待します。

 

 

サンバイオ(4592)702円

 

チャート

 

 

地合いが悪そうなのでサンバイオあたり終値702円より下なら絶好でしょうし720円くらいまでなら買いだと思うなあ。

YouTube 12/29内藤証券ストックボイス田部井美彦見られましたか。具体的過ぎて心が揺れました。

 

 

大阪ソーダ(4046)9680円 

 

チャート

 

大阪ソーダは値嵩株なので9500円以下があれば買いでしょうけど‐200円は怖くて買えないでしょうね。

逆に12/8高値9950円抜けもあるかもしれません。

 

 

BASE(4477)244円

 

チャート

 

 

BASEも軟調だと思うけど235円までは下げないでしょうから240円あたり狙いでしょうね。

今年のバガー銘柄と睨んでおります。しっかり株数を持ちたい銘柄です。

 

 

<結論>

 

明日は、現段階では数少ない個別物色しか考えにくく銀行中心の金融株、自動車中心の輸出株あたりは大丈夫かな。個人的には、年末通りサンバイオ(4592)、大阪ソーダ(4046)、BASE(4477)に注力します。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

株式投資はご自分の判断でお願いします。