タオルで汗を副団長。
森本勝海です。
あ、下らないダジャレを言ってるうちに、9月18日。
何だか夏は終わったような気配ですね!
洗濯物の乾きが遅いし、エアコンつけない日も増えました。
皆さま如何お過ごしですか?
森本はゲットしましたよ!
傑作サスペンス3本!

え?何、何、どーしたって?
それはね、こーゆーことなんです…
前回の劇団ブログ、前々回の劇団ブログで、ミハル団員と林団員が各々書いたのを読んで、森本もビデオのことを書きたくなった、というところから始まります。
ビデオデッキが壊れてもう何年経つだろうか…

とゆーわけで、もはや観ることの出来ないビデオテープたちを、先日泣く泣く大量処分しちゃったんですよ。
その中には、大好きなダリオアルジェント監督及びその関係のビデオがたくさんあって、でもまあ、あらためてDVD(Blu-ray)揃えりゃいいやと思ったんですが…
あらら?価格けっこうするなぁ。
特に「トラウマ鮮血の叫び」!
レンタル落ち、中古でもめっちゃ高値じゃん!
1万円近く、中には1万円数千円の値が付いてるものまで!
思わずにらむ!

どうしたどうした?
なぜ、いつの間に、誰がこんな高値をつけた?
みんなあんなに酷評してたじゃないか!なのに!(笑)
俺は大好きだよ「トラウマ鮮血の叫び」
ビデオテープ処分しちゃったんだから、DVD(Blu-ray)で絶体買い直さきゃ!
…もう少し安くなったら(笑)
いや、でもマジで「スタンダールシンドローム」も「スリープレス」も「オペラ座血の喝采」も、もちろん名作の「サスペリア2」「シャドー」「フェノミナ」も買い直すわけだから、軍資金が足りない!(軍資金とは言わないか)

ダリオアルジェントファミリーのミケーレソアビ監督作品「アクエリアス」「デモンズ3」「デモンズ4」「デモンズ95」も処分しちゃってて、そっちまで回んない感じかなぁ。
「アクエリアス」は公開当時(1987年)映画館で3回観ましたね。
精神病院から脱け出した殺人鬼が、閉ざされた劇場内で、稽古中の俳優たちを次々と芸術的に殺していく作品。
3回観るほど良くできた作品ではないと断言できるけど(笑)妙な魅力を感じて、ついつい観てしまったわけで(笑)
ダリオアルジェントの弟子にしてはスマート過ぎる演出だけど好きな作品。
あと、ダリオアルジェントファミリーとは違うけど、「ドレスの下はからっぽ」も、好きな作品。
イタリアファッション界のモデル連続殺人事件!
内緒で言うとめちゃめちゃ物足りないけど(笑)
イタリアンなミステリー、サスペンス、スリラー…まとめてジャーロ。このジャンルが大好きなんだよねー。
悪魔とかの仕業じゃなくて、ちゃんと犯人がいれば嬉しいの(笑)
あ、そうだ!
江戸川乱歩の「蜘蛛男」とか通俗長編をダリオアルジェントに映画化してほしい!
誰かイタリア語訳して、送ってあげて!
とゆーわけで、とりあえず安く購入出来るものからゲット!
それが、冒頭のこれ。

「歓びの毒牙」は1500円くらいでした。
ご存知、ダリオアルジェント監督のデビュー作。1970年の作品。
毒牙は、“どくが”じゃなくて、“きば”と読みますよ。
ガラスの二重扉に閉じ込められた主人公の目の前で起こる惨劇!ブロンド美女連続殺人事件!
めちゃめちゃ面白いんですよ。
ただ…
「何か違和感があるけど思い出せない」
って言う主人公の疑惑が解けたとき、え?それ?ってなっちゃうのが難点(笑)
「デスサイト」は、前作「スリープレス」(2001年作品)で華麗に復活したダリオアルジェントが、勢いに乗って発表した2004年作品。
誘拐した人質の命を賭けたオンラインポーカーゲーム!連続ネット中継殺人鬼対女性刑事!
悪くない。いや、面白い!
「ジャーロ」は、エイドリアンブロディ(「戦場のピアニスト」でアカデミー賞主演男優賞)が主人公の刑事を演じる、2009年作品。
美女連続誘拐殺人事件!「犯人は黄色」の謎!(日本人?タクシー?それとも…)
悪くない。いや、面白い!
でもね、これ、どれもこれも一般的な評価は低いんですよね(笑)
ええいちくしょうめ!
ならばおいらがおすすめするダリオアルジェントベスト10はこれだ!
え?10位から順番に?
そんなまだるっこしいことはしませんよ。
いきなりベスト3から!
1位、超エンターテイメントサイキック本格ミステリー「フェノミナ」
2位、渋い本格ミステリー「サスペリア2」
3位、ミステリーの教科書「シャドー」
不動のベスト3です!
これできまりっしょ!(キラーン)
この3本に続くのがこの3本。これは順位つけるの難しいけど…
4位、とにかく観て驚け「トラウマ鮮血の叫び」
5位、とにかく観て驚け「スタンダールシンドローム」
6位、とにかく観て驚け「4匹の蝿」
そして出ました!ダリオアルジェント監督の代名詞と言えば…
7位、冒頭の10分におののけ!けれんみ満点のホラー「サスペリア」
あとは反動で渋いやつを(笑)
8位、初期の激渋ミステリー「わたしは目撃者」
9位、原点回帰的ミステリー「スリープレス」
最後に滑り込んだのは、ある意味ダリオアルジェントの真骨頂…
10位、とにかくぶっ飛んでる「オペラ座血の喝采」
以上、ダリオアルジェント ベスト10でした。
こうやってダリオアルジェントベスト10を挙げてみると、ホラーよりジャーロが好きなんだなと、つくづく思いますね。
さっきも書いたけど、悪魔とかの仕業じゃなくて、ちゃんと犯人がいれば嬉しくて、評価高くなるの(笑)
そういった意味では、ダリオアルジェントと関係ないけど、「13日の金曜日」の1作目はめちゃめちゃ評価高くて、森本はあれを本格ミステリーだと思ってます(笑)
そんなんだから、「インフェルノ」「テルザ」はどうもね(笑)
あ、「ダリオアルジェントのドラキュラ」は好きかも(笑)
あのヒロインいい!マルタガスティーニ!ひと目惚れしました!
そして巨大カマキリのシーン!(笑)
なんか、(笑)が多いな。
そしてなんとなんと、新作も製作中だとか!
待ち遠しい!
とゆーわけで、私、森本勝海が脚本・演出をつとめます、ミステリー専門劇団回路Rのオリジナル作品は、横溝正史、江戸川乱歩はもちろんですが、ダリオアルジェントにも、おおいにインスパイアされております。
ま、今度の作品はそうでもないけど(違うんか~い!)
回路R朗読サスペンス劇場Special
「風呂敷の中の男」
(大倉燁子「青い風呂敷包」より)
台本書き上げました!
只今キャスティング中。
稽古、収録、編集を経て2021年12月公開です!
(※「風呂敷の中の男」は2021年中で配信期間終了です)
YouTube回路Rチャンネルもよろしくお願いいたします。こちらは無料ですよ👌
ではまた!