新宿ゴールデン街劇場 | ミステリー専門劇団回路R ~ 回路R人のブログ

ミステリー専門劇団回路R ~ 回路R人のブログ

回路Rは、ミステリー、サスペンス作品を芝居と朗読で製作している劇団です。
メンバーの活動や、稽古日誌、公演後記などを綴っています。
2023年10月より金田一耕助シリーズ「不死蝶」にて、有観客での舞台公演も再開いたしました。

どうも!

今日は映画公開日の明るい情報を書き込んだ後ですが、でもどうしてもこの2本目は書いておきたかった団長です。

という事で、連日不安なニュースばかりが流れるようになってしまった2020年。
気持ちが引っ張られないよう、踏ん張って前を向いて日々を過ごさねばと思っております。

そんな中またひとつ寂しいニュースが舞い込みました。

新宿ゴールデン街劇場の閉館。

とても小さな劇場さん。
以前にも書いた事があるかな?…
でも、改めて書きます。

回路Rの初のお芝居公演はこの劇場から始まりました。
下手側にあるたったひとつの楽屋は畳一畳もないくらい。半畳あったかな?
舞台袖や裏通路を作ろうもんならアクティングエリアはびっくりするくらい狭い。
だからこそ当時客演してくれた役者さんの考案で、台の下を四つん這いで上手下手に移動するというセットを作ってました。

それくらい狭かったけど、大好きな劇場。
団長が一目惚れして決めた劇場。
新宿ゴールデン街の一画にあるその劇場は、決して見た目は古くないビルの半地下にあるのだけど、劇場自体から受ける空気感は昭和な感じを醸し出していて、まさに「箱」という表現がぴったりな劇場でした。

小さいけどとても魅力に溢れた劇場。

いつか我々に予算的に余力が出来、劇団自体が大きくなったときには、またこの30人くらいしか入らない劇場に戻って来て、2週間公演とか1ヶ月公演とか贅沢だなと思う公演をやりたいとずっと思い続けて来たので、悔しく、寂しく、残念でなりません。

最初の作品「よみがえるアブラ男」という作品をこの劇場で行えた事、本当に良かった。

ちなみに回路R宣伝美術担当の服部団員が、回路Rの芝居公演に出演したのはこの劇場だけです。

そういう意味でも思い出深い。

我々はここから始まるんだと思わせてくれたゴールデン街劇場さん、たとえ閉館しても、ここが回路Rにとってスタート地点だった事は変わらない。本当にありがとうございました。

そして、お疲れ様でした!

最後に写真を数枚…
この頃の劇団員は林と服部と森本と団長の4人だけでした。
林団員も服部団員も若い💦
まぁ一番変わってるのは副団長森本ですね。
この頃劇団員ではなかった日下部ちゃんは、ちょっと遠目で見ると今と変わらず…
団長は自主規制の為載っけません。