昨日はブログをお休みし、又しても思考回路が停止していた団長です。
さて4人目は、友江の息子であり、真理の兄役・賢蔵を演じたりゅうくんこと薬師寺流くんです。
彼もオーディション組の1人で、今回が初舞台でした。
オーディションの際には満場一致で彼に即決。
オーディションでの演技はまだ荒げずりで、未知の部分も多かったのですが、ただ賢蔵に必要な雰囲気を既に持ち合わせていました。
ただやはり、初舞台という事もあり、舞台の演技としては声も小さく、動きも堅い。というか、舞台で見せるという動きをまだ身につけていませんでした。
しかし、彼の努力は凄かった。
最後まで諦めず、並々ならぬ努力を、この短期間でしてくれたのです。
演出だけではなく、他の出演者からの助言も必死になって吸収し、日に日に成長してくれた。
最終的に本番での賢蔵は、稽古を始めた頃とは見違えるように流くん自身の物となって行きました。
見事、期待に応えてくれた彼は本当に努力の人です。演出の想像を超える成長を見せてくれた彼は、今回公演のMVPとも言えるでしょう。
まだまだノビシロがある。役者としてはこらからどんどん伸びるはず。
今後の成長が楽しみな役者さんの1人です。