【切り込み隊長です】今年の回路Rサスペンス劇場は帆村荘六シリーズの集大成? | ミステリー専門劇団回路R ~ 回路R人のブログ

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回路Rは、ミステリー、サスペンス作品を芝居と朗読で製作している劇団です。
メンバーの活動や、稽古日誌、公演後記などを綴っています。
2023年10月より金田一耕助シリーズ「不死蝶」にて、有観客での舞台公演も再開いたしました。

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先週、回路Rサスペンス劇場『科学探偵帆村荘六の怪奇事件簿』が無事終了し、まだまだ心地良い疲労が抜けきりません。



海野十三の帆村荘六シリーズを取り上げたのは、今回が三度目でした。

最初は『名探偵帆村荘六奇想天外事件簿』で、このときは『赤外線男』と『鬼仏洞事件』を。

次が『名探偵帆村荘六史上最大の事件』で、このときは『什器破壊業事件』と『地中魔』を。



今回はまず『鬼仏洞事件』と『流線間諜』の一部をミックスアレンジして短いプロローグにし…

『爬虫館事件』を大胆にアレンジし…

『人間灰』を大胆にアレンジし…

『ふ囚』を大胆にアレンジし…

ラストエピソードはオリジナルと言いながら、実は海野ファンならピンと来る『十八時の音楽浴』と『振動魔』のミックス超大胆アレンジしたやつ(笑)

海野ファン帆村ファンに怒られるんじゃないかとの声もありましたが、僕としてはファンサービスであり、海野十三リスペクトであります。



今は帆村荘六シリーズをやり尽くした感があって、次もしやるとしたら『蠅男』か、『赤外線男』の続編をオリジナルで書いて『赤外線男の逆襲』をやるか(笑)それぐらいしか浮かびません。



でも、ふっとやりたくなるかも(笑)

帆村荘六よ、そのときまでしばしさらば!

画像は帆村荘六になりきる林正樹。