『野田の空や林から~山中直治物語~』の稽古で、野田に着きました。
午前中は小学校で子供たちとの場面をやって、午後からは稽古場に移動。
夜までみっちり稽古です。
あと3週間!
頑張って仕上げて行きますよ~!
さて、『山中直治物語』と『利根運河物語』の並行稽古のさなか、わが回路Rの団長様との会話。
「ところで、11月公演の台本執筆は進んでいるのかね」
「あ…」
「あじゃないよきみ」
「すっ、すみません!!構想を練ってますので今しばらくのご猶予を!!」
「練るのはいいけど、今月中には書き上げてもらわないと困るよきみ」
「は、はあ…」
「9月からの稽古場はもう押さえたからね。ほら、予定表」
「はい…あれっ?8月も?」
「それはアートイベント・マムシュカ東京Vol.10の稽古だよ。忘れちゃ困るねきみ」
「あ…」
「あじゃないよきみ。あんなに楽しみにしてた山畑恭子さんとの共演でしょ?8月29日が本番だからね」
「そ、そうでした。頑張ります!」
「それと9月にはカフェで水生大海さんの作品を含んだミステリー朗読もやるんでしょ?その稽古もね」
「は、はい…」
「水生大海さんは『少女たちの羅針盤』が成海璃子さん主演で映画になるし、新刊の『かいぶつのまち』も発売されたし、期待の作家さんなんだから、しっかり企画しなきゃ困るよきみ」
「わ、わかってます」
「で、話は戻るけど11月の回路Rはどんな構想なの?重要キャストが都合で4人欠けるけど大丈夫なの?名探偵万城目俊助シリーズ書けるの?」
「あ、今回は万城目俊助じゃなくて、女流探偵風間玻璃です」
「かざまはり?女流探偵ってことは山畑さんが主役ね?」
「はい」
「いつか言ってた女刑事が活躍するダリオアルジェント風の現代猟奇サスペンス?」
「いえ、昭和21年の事件で、タイトルは『怪奇複製男』」
「クローン男って…前回の『よみがえるアブラ男』といい、きみそーゆータイトル好きね。まあ、面白いミステリーを期待してるから」
「はいっ!!」