『野田の空や林から~山中直治物語~』の稽古がさらに熱気を帯びてきました。
今年に入って客演4本目で、そのうち3本主役やらせていただいてるのですが…
山中直治役はそれらの中で(いや、養成所を出てから20年強の役者人生での中でも)初めてではないかとゆー難しい主役。
日々、新鮮な発見と苦労を味わっています!
清廉潔白なところは船橋随庵に通じるものがあったり…
感性豊かなところは高村光太郎(by『智恵子抄・天の族地の族』)に通じるものがあったり…
恋愛部分をクローズアップすれば宮本泉太郎(by『江口きちの生涯』)に通じるものがあったり…
手がかりはあるのです。
でも、確実に違うのは、物語をリードしないとゆーところ。
これまでの主役は、静であれ動であれ、物語を引っ張ってきたのだけど、今回はシャイでナイーブ。
照れ屋で、すぐドギマギして、でも、内に秘めた情熱ってゆーんでしょうか、強い信念があるんですね。
物語の中で山中直治は、宮沢賢治や野口雨情、島田芳文らとやりとりがあるんですが、演じる役者さんはいずれもベテランの個性派実力派…
毎日が刺激にあふれています!
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千葉県野田市制施行60周年記念・劇団彩公演
『野田の空や林(やま)から~山中直治物語~』
昭和の初め、野田に童謡作曲家として多くの業績を残した教師がいた。
かごめかごめを採譜し、北原白秋、野口雨情、島田芳文らの詩に曲をつけ、若くしてこの世を去った山中直治。
歴史の深い闇に埋もれていた、彼の業績と青春の日々が今甦る!
【開演】
7月31日(土)14:00/18:30
8月1日(日)14:00
【会場】
野田市・欅(けやき)のホール
※東武野田線愛宕(あたご)駅から徒歩10~15分
【料金】
2000円
ご期待下さい!