【切り込み隊長です】野田市制施行60周年記念公演、稽古順調に進んでます! | ミステリー専門劇団回路R ~ 回路R人のブログ

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回路Rは、ミステリー、サスペンス作品を芝居と朗読で製作している劇団です。
メンバーの活動や、稽古日誌、公演後記などを綴っています。
2023年10月より金田一耕助シリーズ「不死蝶」にて、有観客での舞台公演も再開いたしました。

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『野田の空や林から~山中直治物語~』の稽古がさらに熱気を帯びてきました。

今年に入って客演4本目で、そのうち3本主役やらせていただいてるのですが…

山中直治役はそれらの中で(いや、養成所を出てから20年強の役者人生での中でも)初めてではないかとゆー難しい主役。

日々、新鮮な発見と苦労を味わっています!



清廉潔白なところは船橋随庵に通じるものがあったり…

感性豊かなところは高村光太郎(by『智恵子抄・天の族地の族』)に通じるものがあったり…

恋愛部分をクローズアップすれば宮本泉太郎(by『江口きちの生涯』)に通じるものがあったり…



手がかりはあるのです。

でも、確実に違うのは、物語をリードしないとゆーところ。

これまでの主役は、静であれ動であれ、物語を引っ張ってきたのだけど、今回はシャイでナイーブ。

照れ屋で、すぐドギマギして、でも、内に秘めた情熱ってゆーんでしょうか、強い信念があるんですね。



物語の中で山中直治は、宮沢賢治や野口雨情、島田芳文らとやりとりがあるんですが、演じる役者さんはいずれもベテランの個性派実力派…

毎日が刺激にあふれています!



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千葉県野田市制施行60周年記念・劇団彩公演
『野田の空や林(やま)から~山中直治物語~』

昭和の初め、野田に童謡作曲家として多くの業績を残した教師がいた。
かごめかごめを採譜し、北原白秋、野口雨情、島田芳文らの詩に曲をつけ、若くしてこの世を去った山中直治。
歴史の深い闇に埋もれていた、彼の業績と青春の日々が今甦る!

【開演】
7月31日(土)14:00/18:30
8月1日(日)14:00

【会場】
野田市・欅(けやき)のホール
※東武野田線愛宕(あたご)駅から徒歩10~15分

【料金】
2000円

ご期待下さい!