昨日は原作者の高崎哲郎先生が通し稽古におつきあい下さいました。
実は『炎燃え尽きるまで 幕末の治水家・船橋随庵』は、高崎先生の数ある著作のひとつ『開削決水の道を講ぜん 幕末の治水家船橋随庵』を舞台化したもので、2006年に千葉県立関宿城博物館十周年記念として、初演の幕を上げています。
今回は、文化庁、千葉県、関宿城博物館などが主催する、『文化芸術まつりin Chiba』の1本としての再演。
えーっと…
再演てそんなに簡単ではないんですねぇ。
単純に前回のコピーをすれば良いとゆーわけではないし…
共演者が変われば、芝居の受け方も変わります。
劇場が代われば、演出も変わります。
初演に関わった者なら、前回よりも人物像と物語を膨らませたいといった欲も出ます。
簡単に考えて再演をすると、痛い目にあうし、こねくり回しすぎると迷路に入り込んでしまうんですね。
今回の再演は、そういった変化や欲にとらわれず、作品の本質を読み解いて、最善を尽くしたいと思います。
『炎燃え尽きるまで 幕末の治水家・船橋随庵』
農民のために命を捧げた関宿藩士・船橋随庵の苦悩と偉業を描いた、心温まる歴史ドラマ。
2010年1月9日(土)14時/19時
10日(日)14時
※開場は30分前
欅のホール(千葉県野田市中野台168-1)
※東武野田線愛宕駅徒歩13分
入場無料
往復ハガキの受付は終了しましたが、若干席を用意できそうですので、私までお問い合わせ下さい!!