私がお墓参りに定期的に
行くようになったのは
ツインの彼の影響です


彼はご先祖さまを本当に大切にしている
毎週のようにお参りに行ってる



そんな彼が護られない訳がありません
絶対に



私がまだ別居する前
その頃私は罪悪感や自責の念
色んな感情が溢れ出して
苦しんでました
本当に
立てなくなるくらい…


そんな時
彼はわざわざ遠くの
私の父のお墓参りもしてくれてた


私を守ってやって下さいって。。


自分も辛い時なのに…
それを後に知った時は
胸がいっぱいになりました



以前
何故か彼と行きたくなり
お父さんのお墓参りに付き合って欲しいと
一緒に行ってもらった事がありました
彼はお墓の場所をちゃんと覚えてくれたのです



私の父は6年前に他界しました
母と離婚をしていた父は
タイの女性と再婚していました


私には弟が2人います
私達とお父さんには確執がありました
絶縁状態でした



なので弟達もあんまりお墓参りには
行っていないと思います



私も彼に会うまではほとんど行ってませんでした



お父さんは私の結婚式にも出てません



あの頃…
昔は父が大嫌いでした
許せなかった



そんな時もあった…



でも今はもう恨んだり許せないという
気持ちは全くありません


今はむしろ愛しい
お父さんは不器用だったけど一生懸命生きた
心からそう思います

今は子供達や甥っ子姪っ子を連れて
お墓参りにちょこちょこ行ってます



父が亡くなった時



ずっと何年も全く連絡をとっていないのに
どこで何をしているかも分からないのに


お父さんが危篤だという知らせは本当に
色んな偶然が重なったものでした



本当なら私達兄弟には知らされなかった



でも色んな偶然が重なって私達兄弟3人は
病院で会う事が出来ました


本当に不思議でした


でも病院に着いた時は
すでに亡くなってました。。
現実はドラマの様にはいきませんでした



あんなに細くなった父…
あんなに威勢よく悪態ついていたのに
こんなに弱々しいなんて




私は手をさすって泣きました
あんなに憎かったはずの父を
色んな思いが込み上げた。。



最初泣いてる私達を見て
思ってたのと違う反応にタイ人の奥さんは
驚いていたようでした


きっと父は私たちに
捨てられたとか言っていたんだと思います


でも色々悟ったのか


タイ人の奥さんが私達にいいました
「なんで今まで来なかった?
お父さんはいつもあなた達をずっと
まってたよ」


ウソだ…
だって私達は
嫌われて恨まれて
顔も見たくないって
罵倒された。。



今更言われたって…
今さら。。



お葬式の後
奥さんが父が住んでいた家に
私達を連れてってくれました…



そこにはいつか孫が来たら渡そうと思っていたらしい
ウルトラマンや怪獣のおもちゃが沢山
ダンボールにしまってありました


涙が止まらなかった
知らなかった


お父さんは待っていたんだ
あんなに口では悪態ばっかりついていたけど
本当は寂しかったんだ



私達を愛してくれてたんだ




人間は不器用な生き物だ


亡くなってからじゃ何も伝えられない
人間は素直じゃなきゃいけない
生きてるうちに…


父から学びました



私はお父さんが大好きです(^^)



ツインの彼とお父さんは
不思議な共通点が色々あります






彼はお父さんの気持ちがわかるなって

よく言ってくれてる


上手く表現出来ない人だったんだって
本当は誰よりも淋しがり屋なのに


その時の父の心情を分かってくれて


お父さん小さい頃は
私をとても可愛がったと思うよって



本当にそうでした
本当は子煩悩な人でした



お父さんを理解してくれてる人



きっと



お父さんはそんな人が欲しかったんだと思います
自分の気持ちを分かってくれて
共感してくれてる相手





あの手強いお父さんと仲良くなるなんて
やっぱり彼は唯一無二の存在だなって
改めて思います😊