ニコ、年中さんになりました
ニコは年少さんの頃から、大好きなAちゃんというお友達がいて、家でもよくAちゃんの話をしていました。
「Aちゃん、かわいすぎる」
「Aちゃんになりたい」などなど
いつもAちゃんと遊んでいたいニコ。
でも、他にもAちゃんと遊びたい子もいるし、Aちゃんだって他の子と遊びたいときもあるだろう。
年中になり、先生が変わって、さらにバス通をやめてお迎えにすることにより、先生とお話しできる機会が増えました
5月のある日
上記のような時に、「Aちゃんに遊ぶのを断られて泣いてしまうことがある」と報告を受けました。
「Aちゃんにも、仲間外れにはしないように 話したり、うまく仲に入ってみんなでうまく遊べるように促していこうと思います」と言ってくれました。
帰りの車の中で、
私「そういうときは、Aちゃんじゃなくて他の子と遊んでみたら?」と言うと
ニコ「Aちゃんがいい。Aちゃんしか頭にない」と言うニコ
Aちゃん一直線のニコ
親としては、一人に執着せず、いろんな子と遊んでほしいけど、まぁ、大好きな気持ちは変えられないしな。強くなれ、ニコ。
そんなある日。
お迎えに行くと、同じクラスのKちゃんと手をつないで出てきました。初めてのことです
(Aちゃんはバス通なので、この場にはいない)
駐車場までずっと二人ニコニコで手をつないでサヨナラしました。
帰りの車の中で
私「Kちゃんと仲良しになったの?」
ニコ「うん」
私「なんで仲よくなったの?」
ニコ「Kちゃんがね、いっしょにあそぼーって言ってくれたの」
私「そっかぁ、よかったね」
その日から、毎日手をつないでくるようになり、家でも「Kちゃん大好き」「Kちゃんになりたい」と言うようになりました。
このKちゃんも、年少から同じクラスで、よくお手紙をくれたりしていました。時にはビーズで作ったかわいいキーホルダーなども。
それでも、ニコはいままでAちゃん一直線だったのです。
そして、たまたまAちゃんママもお迎えに来ていた日がありました。
ニコは、、、
Aちゃんではなく、Kちゃんと手をつないで来ました。
Aちゃんもニコと手をつなぎたそうだったので、私がサポートして三人で手をつなぎました。
あぁ、完全にニコの心はKちゃんになったんだと実感しました。
本人も「ニコはKちゃんの頭になった」と
1年以上「AちゃんAちゃん」言っていたのに、、、
我が子ながら恐ろしい変わり身。
(私がAちゃんなら泣くわ)
先生に聞いても特別きっかけはわからず。
のちに、もう一度「なんでKちゃん大好きになったの?」ときいても、
「バレエ一緒だから~」とわけわかんない回答
(Kちゃんはバレエ習っているが、ニコは習ってない)
ニコにとって、特別な人は一人なのか、今は完全にKちゃんLOVE
幼稚園でどんな様子か先生に聞くと、Aちゃんや他の子ともおままごとで皆で遊んでいるらしい。
今のところトラブルはないようですが、
このニコの執着する性格は、今後ちょっと不安だなと思う