2017.12.26

低酸素状態による脳へのダメージを抑えるために行われる治療法に低体温療法がある。

体温を35度まで下げた状態で72時間。

その後ゆっくり体温を戻していく治療法。



小児科ドクター(後に主治医となる先生)が産院に到着したのは海琉が産まれてから18分後。
 

その時すでに心臓マッサージがされていた。


この時のアプガースコアは1点。


(この1点はかろうじて心拍が60を切っていなかったこと)



低体温療法ができる条件も色々あって

海琉は条件を満たし低体温療法ができる病院に救急搬送され、生後6時間以内に開始することができた。


眠くなるお薬を使いボーっとする海琉。


冷んやり冷たい我が子に何もしてあげることができないまま見守った3日間。


本当によく頑張ってくれた。



後に行ったMRI検査の結果は小脳に小さな出血はあったが脳幹も無事で異常なし。

脳波の検査もまずは異常なし。


低体温療法の効果は確かにあった。



後は体重を増やしていけば退院!!!


のはずだったんだけどな…



この後、次から次へと

耳を疑うような現実が待っていた。






♡2017.12.24 海琉 誕生➡︎出産記録