七夕
日本語には、「なぜ、そう読む」
という言葉が多いけど
七夕、何処からどう読んでも
「たなばた」とは読めぬ
さて、
日本には、「棚機(たなばた)」という禊行事があった
乙女が着物を織って棚にそなえ、
神さまを迎えて
秋の豊作を祈ったり
人々のけがれをはらう
この時に選ばれるのが
「棚機女」たなばたつめ
水辺に建てた織物小屋で機織りをした
この機織り機の事を
「棚機(たなばた)」と言いました
そもそも、「ゾロ目の日」には
なんやかんや、こじつけて行事があったりする
「節句(せっく)」として
季節の変わり目・節目に
五穀豊穣・無病息災・子孫繁栄
を願って
神様へお供えをしたり
邪気を払ったりする行事があります
五節句として知られる
1/7・・・七草の節句
3/3・・・桃の節句
5/5・・・菖蒲の節句
7/7・・・笹の節句
9/9・・・菊の節句
字面だけみても、季節感が漂う
便利な世の中になって
出掛けなくても快適に過ごせると
季節感を失わないか心配です
そうそう、七夕といえば
元々、お裁縫が上手になります様に・・・
といった祈りをしたものなので
書が上手くなります様にとか、詩が上手くなります様に
というお祈りに変わっていったのですが
○○が欲しいというハード面の祈りではなく
ソフト面のレベルアップを祈る日
みなさま
短冊に、どんな願いを書いたのかしら