一昨日、新しい行政書士証票が届きました。

 特定行政書士の第一期生になります。

 

 証票は役所や税務署などで提示することはありますが、行政機関以外のほとんどの人は、これを見る機会はないと思います。
 一見した印象では変わりが無いですが、プラスチック製のカードになっていました。
 前に貰った古い証票はパウチされたやつでしたが、いつの間にか切り替わったのかな。
 下の方に、小さな文字で「・・・・特定行政書士である。」と付記事項が書かれています。

 ところで、特定行政書士とは、行政機関の許認可(ダメ出し)に対する不服申立の代理権を持つ行政書士のことです。
 スムーズに許認可等を得ることを第一に考えていますので、具体的に不服申立の依頼があるかどうか分かりませんが、自己の能力向上を通じ、お客様へのサービス向上を実現するために取得しました。

 実際の研修内容は有意義でしたし、逆に公務員の人達にこそ学んで欲しい内容がたくさん含まれていました。
 (・・・・これは、元公務員としての自己反省でもあります。)

 かえるくん

 研修後の考査(試験)もなかなか難しかったと思います。

 全国では、2428名で首都圏と愛知・大阪に集中していますね。
 福島県は25名でした。

 

 ちなみに弁理士は、もともと拒絶査定に対する審判や訴訟の代理権を有しています。
 「民 VS 官」の争いですね。
 そして、「民 VS 民」となる侵害訴訟を弁護士と共同受任する場合には、特定侵害訴訟代理の付記を受ける必要があります。