今、プロレスの試合で誰の試合が面白いかといえば、デビュー8ケ月であるが、大和田侑と言いたい。特にタッグマッチでは、タッグパートナー拳王によって、さらに魅力が増してゆく。じゃあ、大和田侑の何処が魅力かあげてみたい。

①技が少ない

(デビューしてすぐから、近頃のプロレスラーは技を多用しすぎる傾向がある。いけないことではないが。なんとなく、昔、新日本プロレスが若手レスラーの大技禁止した理由がわかってきた気がした。)

②技が少ないため、逆さ押さえ込みに光が当たる。しかも、大和田侑は、上手い。もう少しで、清宮海斗から3カウントを奪っていた。

③強いレスラーでもギブアップするような技を堪える精神力がある。特にタッグマッチで、この能力が爆発する。

④マイクやコメントが惹きつける。

以上の4点をあげたい。これから①の部分が変わり、技が増えてゆくだろうけど、魅力を失わない事を願いたい。


追伸

今年、いろいろな試合を見てきたが、3月31日後楽園ホールで行われた清宮海斗&大岩陵平vs拳王&大和田侑(◯大岩 14分47秒 ドクターボム→エピ固め 大和田)が今のところ、自分の中でのベストバウトである。ちなみに2位は、リミットブレイク興行での秋山準&永田裕志vs潮崎豪&小峠篤司(30分時間切れ引き分け)の試合である。