フィルム撮影写真の存在意義① | フォトグラファー"Kaion"のブログ

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鰻好きのフォトグラファー"Kaion"です!

ひさびさにずっと放置していた自分のサイトを覗いてみると…やっぱりBBSは消滅しちゃってました!
そんな訳で今更だけどブログを開設してみたのです。

https://kaion2.wixsite.com/kaion

 
モノクロフィルムでの作品づくりが大好きである。
自分でフィルム現像をして、引き伸ばし機で印画紙に焼き付ける。当然暗室作業となる。

紙の作品は手間がかかるが、仕上げた後の充実感は格別だ。また、独特の粒子が美しい。
しかし、今、フィルムでの作品づくりを取り巻く環境を考えると、この先存続していくのは不可能ではないか。
フィルムはもとより各薬品類の価格高騰、仕上がりまでの時間と手間、暗室や引き伸ばし機の設置スペース…
そして撮影、現像、焼き付けなど諸々の作業の高い失敗率だ。で、ようやくできても画像の解像度や事物の再現性は、デジタル画像の足元にも及ばない。