一人の歌い手が発する、魂の歌声。 | モノ書き剣士・風音飛空鳥の居合書き

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時に剣士、時にモノ書きさんな風音飛空鳥がそこはかとなく徒然にお送りする気まぐれブログ。

突然だけど、丸山夏鈴(まるやまかりん)という歌い手さんを知っていますか?
1ヶ月ほど前、日テレのnews everyで特集を組まれた歌い手さん。

簡単に彼女の経歴を説明すると…脳腫瘍の手術を過去に7度受けて。
で、7度目の手術で腫瘍を取り去ったと思った矢先に、今度はそれが肺に転移して、肺がんになってしまった歌い手さん。
彼女の事をちょっとでも調べるとこれでもか、と言わんばかりの闘病の歴史が出てくる。

けど、どんなに辛くても、自分を知ってくれた人たちに自分の歌を届けたい。
そんな一心を貫いて活動されている歌い手さんです。

…日付的には一昨日になるけど。
そんな、夏鈴さんのライブを観に行く機会ができたので、観てきました。

肺の病のせいでまともに声が出ず、とてもか細い歌声だった。

けど。それでも。その歌声には凄まじいまでの魂が込められていた。
それこそ、言霊と呼べるくらいに。
歌を聞いて、久々に心が震わされた。そんな歌声でした。

で、ライブ終わって観客との交流会。
彼女が先月末に発売したCDを買って、写真を撮ってもらって。
その際に少し話す機会があったのだけど、その時に応援の意味を込めて、自分が落ち込んだ時によく聴くCDをプレゼントした。聴いてもらえるといいな。

最後にまた会おう、という意味を込めて剣士の握手をしてもらい、会場をあとに。

今回のライブの中で話していたけれど、彼女はまた肺の治療のために当分の間、活動が出来なくなるみたい。
だから、今回の機会を逃したら次にいつお会いできるか全く判らなかったわけで…そんな意味でも、今回は何かが引き寄せてくれたのだろう。そう信じてる。

握手に込めた思いを反芻する訳じゃないけど…絶対にもう一度、丸山夏鈴という歌い手に、会いたい。

その為にも…強くありたい。悩みなんて、跳ね返せるくらいに。病に、屈しないように。

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丸山夏鈴 オフィシャルサイト