独り言
この前、家族でブラックペアンを観ていたとき
手術中に医師の目が見えなくなるシーンがあって
思い出したことが、、、
10数年前、
私に第一子が生まれて少し経ったころ
片頭痛が頻繁に起こるようになった。
頭痛が起こる前には、前兆である閃輝暗点が
出るようになっていた。
〜閃輝暗点(せんきあんてん)〜
視野の真ん中にキラキラとした光やギラギラとした光が現れ、視界の一部が暗くなって何も見えなくなる症状。これらの症状はまぶたを閉じても光は消えずにそのまま残る。通常は15~30分程度で自然に消失。
さらに、
強度近視による飛蚊症や、その他目のトラブルが
立て続けに起こってしまった。
元々、
かなり細かい手術の多い外科系だった私は
「この眼はもう使えない」
と思ったのでした。
(他にも理由はありますが)
医局は辞め、
それから手術をすることはなくなりました。
幸い日常生活での不自由はあまりなかったし、
子育てに追われていたので、
自分の眼のこと、手術を諦めたこと、
ずっと忘れていました
戻りたいって全く思わなかったってこと…(笑)
まさか二宮くんのブラックペアン観て
思い出すとは
研修医のころ、何科にいこうか?って
悩みに悩んで決めたはずなのに…
でもまさか自分が家庭をもったり
眼にトラブルを抱える想像は足りていなかった
もっと、いろんな先輩女医さんのお話を
聴いていたら何か違ったかな?
周りは男性ばかりだったしなぁ
働き方はいろいろあります。
でも
初志貫徹していたら
この家族は無かったのだから、
これで良かったんだと思う。思おう。
もし自分の子どもが医者になることになったら
私の経験を話してあげようかな。
お付き合いいただきありがとうございました