「一理に達すれば万法に通ず(宮本武蔵)」
写真以上の絵画がある。
目に映る風景は、見る人間の心持ちで変わる。
同じものを見ても、違う感覚を抱いている事は多々ある。
絵画はその部分を正確に表現する。
色、構成、選択した風景や人物、動物などにひとつひとつメッセージをもたせる。
そして、絵全体にテーマを持たせる。
http://hirashin.hatenablog.com/entry/2013/05/21/094640
私は小説や本を読む時は、「文学」ではなく「文芸」として読む。
作家は、画家と同じように自分の作品にメッセージを込める。
そこに生き方、考え方、物事の捉え方が明示される。
文章の表現が、生き方の表現そのものになっている。
志や情熱、努力の経緯が伝わってくる。
絵や本を探す時は、伝えたいメーセージを持っている絵や本を探すことになる。すると、その画家や作家がどんな人間なのか興味を抱く。
どんな分野でも好きになるということの源は、おそらくそこにある。
芸術や文学ではなく、もっと身近な出来事の中にもメッセージはある。
2003年のある大学の入試問題で
「円周率が3.05よりも大きいことを証明せよ」
と話題になった問題がある。
当時ゆとり教育で円周率はおよそ3になる?という言説へのメッセージが込められている。
解法は円に内接する多角形の周長を考えるという発想が必要となる。
Whyに応答する想像力を大切にしてほしいという出題者のメッセージがある。
どんな分野でも、一流とされる人やものには
メッセージが込められている。
私は普通の人間で秀でているものはないが、
授業をする時はただ知識を伝えるのではなく、そこにメッセージを込めたいと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=oSVYQVYXn_E