自宅と会社、それぞれ駅まで歩いて7、8分と僅かな道のりの通勤途中でではありますが、そこには私に季節を感じさせてるれる、楽しみな草木がいくつもあります。

3月16日(土)にその一つ、一本のハクモクレンの木の花が見頃となりました。

そのハクモクレン、いつも通る道とは大きな交差点をはさんだ反対側にあり、見頃を迎えると寄り道するかたちで交差点を渡って眺めに行きます。

明和高校の前にある、立派な一本のハクモクレンの木。
市政資料館の早咲きの桜と共に、毎年私に春の訪れを感じさせてくれます。

この一角、明和高校前外街園と言うそうです。

明和高校の前身、愛知県立第一中学校の跡地です。

ハクモクレンの木の横には一中の門も残されています。

遠くから見ると同じ白色で見間違えそうになるのがコブシですが、近づけば花びらの数で違いが分かるそうです。

小さめの花びら(4〜5㌢)6枚が開ききるように咲くコブシに対して、ハクモクレンの花びらは大きめ(8〜10㌢)で開ききらず9枚(実は花びら6枚と花びらと同じ大きさで白色のがく3枚)とのこと。

花びら数、咲き方から間違いなく「ハクモクレン」です。


それにしても「花びら」と「がく」の区別がつきませんね…

季節を告げるお気に入りの木一本、それを眺めるだけで通勤途中の一時ではありますが、春を感じ楽しく過ごすことができました。