滑走日8日目
スクールレッスン受講7回目

二日目はほぼ快晴、いつもと違うクワッドリフト乗り場からの御嶽山の眺めです。

こちらはレッスンの集合場所

もちろんクワッドリフト降り場からの御嶽山も…

スマホを片手に私を見ているお客さんがいたので写真を撮ってもらいたいのかな…?と思いきや、その方から昨日に続いて「○○さん?(私の名前)」と…声をかけられました。

そして「○○です(御本人のお名前)」、腰に付けられていたシーズン券を見て、先月レッスンをご一緒された方でした。

私、苗字がよくある名前ばかりか背も高くて個性的なウェア(一応ミズノのデモモデル)を着ているものですから、一緒にレッスンを受けたことがある方からよく声をかけられます。
レッスン中ならまだしも、フリーで滑っていて声を掛けてもらえるとは、昨日の先生に続いて感激しました。

「今日はレッスン入らないんですか?」とお聞きすると、お子様のお迎えがあって13時か14時までに上がらないといけないんだよね…と。

残念だなあとレッスン前のアップを終えて、白山(レストラン)でレッスンに備えて身支度していると、先ほどの方がスクールのゼッケンを付けて入ってみえました。

「14時までだけどスクールに入るわ!」と…

スクールにお誘いして良かったです!

そんな訳で
今日の上級班の受講生は午前6人、午後2人(お一人は14時まで)。

講師は昨日バッチテストの結果を見に行ったとき、検定員に名前が書かれていた先生です。
検定の言葉だけで少し緊張します。
今日のレッスンも頑張らないと…。

午前だけの受講の方がいたため
午前中に大回りと小回りのレッスンをして頂きました。

大回りでのポイントは
「フォールラインでの体の平行」
フォールラインというのは直訳すると落下線 、体の平行とは切り替えからの下を向くときに体をターン方向に傾ける事なく真っ直ぐに立つことです。
体をターン方向に傾けるとそのまま山側に内倒してしまい谷側の肩が上がって外足が踏めなくなる悪循環に…

練習はストックを体の前に横に構えて雪面と平行になるようにフォールラインを通過して体の軸が真っ直ぐになっているのを確認し、ターンの終盤ではストックが斜面と平行(谷側の肩が下がっている事)になっているとを確認します。

矯正していても外手が上がる指摘を受けます…いかん。

実際の大回りでも
右ターンに入るときに腰が横にずれる。
右外足の時に右手が上がる。
とご指摘が…

外手を雪面から離さない意識を持つことで少し改善されました。

腰の横ずれは宿題に…

小回りでは
最初に
テールを広げるズラシの小回り。

回旋運動を入れてトップの跡をテールが通過する小回り。

2つの違いを滑り分けます。

ここでは他の受講生の見本になる滑りが出来ていたみたいで先生からお褒めの言葉を頂けました。

スクールで基礎練習をしっかりやっている賜物でしょうか…

午前中のレッスンを終えて先生からショート、ロングとも左外足の荷重が不足気味…もっと粘りをと…課題を頂きました。

天気が良かってので昼食前に山頂まで上ってひと滑り…
適度な冷え込みもあってスカイコースは締まった最高のバーンでした。


今日のお昼ごはんは「かきあげそば」

ケーキセットも先月食べていたので6/16品目ゲットです。

午後は不整地
一応不整地は大の苦手と申告…
先生はいきなりBコブから行きましょうと仰りましたが、クワットを降りた緩斜面で横滑りからの細かく足元を動かす練習での私の動きを見て「弱点が分かりました」と先ずは不整地に行かず足元のトレーニングから始めて下さいました。

先生曰く、私は足元の細かい動きが出来ていないそうで、不整地ではこの足元の細かい動きで板を調整するので、これができないと致命傷になるとのこと…

足を少し持ち上げて板を内外に回すよう言われますが可動域が明らかに小さい…本当に致命傷です。

コブの実践を前に聖地小回りで外足で雪面を削る感覚を養います。
これがコブの中でスピード調整する動きとなるそうです。
さらに内足も使って雪面を削る感覚も掴みます。

Aコブ
課題はバンクを削り上げながら滑る。

バンクの山の五合目辺りに板を付けて外足で上方向に削り上げてスピード調整します。


少し拡大
少しですがスピード調整する感覚がつかめました。

滑り終えて先生からも「大丈夫、滑れてますよ!」と…
後は数をこなして慣れるだけ…。

さてBコブ
写真を取り忘れました…2ラインのコブがありますが当然溝が浅い方を滑ります。
コブの山があるところは削ってスピードを押さえることができましたが、むしろ終盤の浅いところでトップが上がってコースアウト。
トップが押さえられない原因は私の致命傷である足元の細かな動きが出来ないからだそうです。
大きな課題ですがこれも練習して克服するしかありません。

それでも今日のレッスンでは先生から基礎練習の動きでたくさんお褒めの言葉を頂きました。
これも今までの指導して頂いた先生方のおかげです。
ありがとうございます。

今の子供達の教育現場では褒めて伸ばすと言われていますが、私のようなオジサンにも先生のお褒めの言葉が上達への良薬になりそうです。