1/25(水)
滑走日5日目
スクールレッスン受講4回目

10年に一度の寒波が日本列島を襲う中、長野県下は何処も最高気温が0℃以下の真冬日予報、ここ木曽福島も最低−11℃/最高−5℃の予報と街中冷凍庫となりました。

宿の前から道路は真っ白、オールシーズンタイヤがどこまで通用するのか楽しみです。

慎重に運転したおかげで街中は滑ることなくなんなくクリアー、スキー場への国道361号線も民家のある山里辺は問題なく走れます。

さぁスキー場手前の登坂車線です。
路面の凍結具合の写真を撮りたかってのですが止まって再発進出来なかったら命取りとなるので諦めます…

登坂車線下部は難なくクリア、中半からグリップが怪しくなります…
スキー場手前ともなるとだいぶ空回りしてアクセルを踏んてもスピードメーターが40kmを超えることが無くまりました…。

今日の路面凍結と坂道の勾配がこのオールシーズンタイヤの限界だと思われます。

ゲレンデは極寒に風もあって地吹雪が吹く有様…
悪条件で滑るのもスキー、今日はより安全に滑走することを心掛け、怪我をしないように注意します。

昨日の復習も兼ねてレッスン前のアップでセンターポジションを意識したら右外足の荷重もスムーズに、天候は最悪でも調子はいいぞ…
レッスンが楽しみです。

今日の上級班の受講生は午前4人、午後2人。

午前中レッスンをご一緒した女性は昔一級を取ってから、出産子育てを経て15年振りにスキーに再挑戦されるとのこと。
そればかりかこの日のスキーのために夏から体力づくりしたおかげで10キロ以上も減量できたそうで…
「素晴らしい」の一言です。

講師はここ数年、去年は3回レッスンを受けている先生でした。
アカデミックなレッスンをされる先生で正に大学の講義を受けているかのよう…。
これも沢山の先生方がみえるきそふくしまスキー場のスクールならではの楽しみの一つであります。

先生から外足の荷重の仕方を中心にレッスンを進めていくとのこと…
何かご希望は?、と聞かれてので右外足のウィークポイントの修正をお願いしました。

クワドを降りた超緩斜面のプルークから早速、先生から右と左で力の入れ加減が違うと指摘が…
超緩斜面の無意識なに自然と左右差が出てしまっていることを実感します。

今日の先生は外足への荷重のポイントとして「外足を押す」事を教えてくれました。
押すと言っても下ではなく前に押し進めるのです。

練習の一つでターンの最中外足に合わせて外手を前に出す滑りをした時に、左は真っ直ぐ外手を押し出しているのに、右手は回して出していると指摘されます。
ここでも外足の押さえの弱さを体の向きで補ういわゆるローテーションが出てしまいました。
すぐに修正します。

何本か外足を押す(押し進める)練習をする中、谷回りから外足の押しをするようにと、先生に言われて意識して始めるといい感じに板がしなって滑走性のあるターンを実感することができました。

この谷回りからの外足の押しを意識したら左右差の無いターンに…これはいい!

「谷回りからの外足の押し」新しく得ることのできた感覚です。
 
午前中のレッスンの解散が下のゲレンデだったのでセンターハウス2階のウインキーキッチンで取ることに…

洋食から和食までメニュー豊富です。

温まりたかったので迷わず肉味噌ラーメンにしました。
小池糀店は木曽福島の街なかにある味噌屋で、味噌せんべいなんかも売っています。

大盛りを注文。
味噌がいいので美味しかったです。

ウインキーキッチン から見たスキースクールの建物


午後からのレッスンは内足の使い方を習います。
先生から頂いたポイントは「切り替えで内足一本に乗る時間」です。

今までの切替の時、上体が先行し過ぎたり、モタモタしたりとタイミングが分かっていませんでした。

「切り替えで内足一本に載る時間」を作るとその後の次の方向に向かうのも、外足に載るのもスムーズに行えるようになります。
本日2つ目の新しい感覚です。

その後も「切り替えで内足一本に載る時間」の後に、外足を伸ばして斜面に垂直に立つ感覚や、内足も伸ばして上体次の方向へ無理なく向かう感覚を掴んでいきます。

その他ショートターンでは押し出す方向を変えたり、回旋動作を加えるなど教えて頂いただきましたがこのブログに書き上げるまで整理がつきませんでした。
また今回の先生のレッスンが受けられた時に整理したいと思います。
(実は一度ブログを書き上げたのに保存しそこねて半分書き直しに…
いかん、明日もレッスンがあるのにもうすぐ日付が変わってしまう…泣。)

レッスンが終わった15時過ぎのゲレンデは−10℃、寒いはずです。

薄日も差しています。

明日一日、晴れますように!