以前からTVで出てて気になっていた米ドラマです。
丁度友達についてTSUTAYAで発見。でも、職場の方で人も多かったので家の方の駅前のTSUTAYAでレンタル。
で、夜ご飯食べて・・・・見ました。
何でしょう・・・・・かなり見入ってしまいました。
DVD自体は3本(一本に2話)なので凄く少ないし、面白くなくても良いや~(`∀´)って気軽に思って借りて見たんですよ?
でも、2本まで一気に見ました。流石に3本目の段階で2時過ぎてたのでそれは今日朝から朝食食べながら見ました。
出演者もアル・パチーノやメリル・ストリープ(今度映画『プラダを着た悪魔』にアン・ハサウェイの上司役で出ます)他とても実力ある役者ばかり。なんで??とか思いながらだからかな?話はとても日常的(?)な事なんです。
と言っても、ゲイとエイズ(AIDS)と愛のあり方の話です。
少しのゲイの話って結構映画やドラマでありますが、このドラマ・・・・マジでモロにゲイの話です
でも、とても奥の深い話です。
話は1980年代なんですが、初めから葬式の場面です。
そこに出てくる2人の男性が主に話の中心になるんですが、この2人もちろんゲイです。
で、一人はユダヤ人のルイス君と(もちろんアメリカなので、人種は一杯。拘っちゃいけないと再認識)で、その恋人が(プライアー)・・・・病気(エイズ)と知らされた事から話が奥深くなります。
プライアーがエイズで、ルイス(今後はルー)はそれに動揺するんです。段々症状が悪くなるだろうプライアー相手に自分は対応出来るのか。。。。とね。
その葛藤の中、仕事場(裁判所かな?)で出会った一見良い人なジョーと知り合います。
そのジョーは奥さんのハーパーが薬漬けでちょっとオカシクなっているんです。そんな時にロイ・コーンという、アメリカでとても権力のある弁護士と出会い、親身になって貰うんですが出来る弁護士・・・・というか結構悪どいんですよね。
もちろん、裏もあるんですがそのロイ・コーンが病気になってしまうんですが、それがまたエイズ。
というか、同性愛者だったんですか
と思いましたが、その時云ってた言葉が何となく思い出します。
「同性と寝るのがゲイとは限らない」
仕事や権力関係で寝ることもあるんだろうな~と。でも、結婚してないからゲイなんでしょうがね。
で、次のターゲットはジョ-ですかbarで呑んでる時なんか手が(〃 ̄ω ̄)σぁゃιぃ
場面はチョコチョコ変わるので付いていくのが大変ですが、プライアーの病気が悪くなり、救急車→病院行く事でルーは彼の元から去って行くんです。キィ~~となりますよ。男同士とはいえ、プライアー結構可愛いし、可哀相ジャー!!ルーFUCK( ̄へ  ̄ 凸
そうしたら、ゲイ友達のベリーズがお見舞いにくるんですが、すっごく良い味出してるんですよ!この人!!
何気に何役もやってるし。
そしてジョーはハーパーとの仲が駄目になり始め、自分をゲイと認め始め(どこにでもゲイ)ルーはジョーと親密になりBED INしちゃうんですね~結構キスとか本格的でドッキドキです
そんな時、プライアーは変な幻覚?を見出します。変な先祖が出てきたり、天使がプライアーが預言者と言ってきたり・・・・
それは正確には幻覚ではなく、精神的に訴えるものだったりするらしいのですが(・・・らしいというのは、人によって捕らえ方が違いそうだから)
神が天国から出て行ったとか、天国はマンハッタンみたいな所とか、ちょっとこの辺は日本人の私としてはですが(@ ̄Д ̄@;)そして、結局ルーは、プライアーは、ハーパーが、ジョーが、ベリーズが、そしてジョーの母親が色んな形で交差するんです。
設定は若干無理がある所もありましたが、それよりも、病気(エイズ)と愛についてはとても興味深い話でした。
特にルー・ジョー・プライアーの三角関係が。
この3人と取り巻く人たちは取り敢えずDVD見て欲しいです。ここでネタバラシする事は簡単ですが、見て・そして考えてほしいです。
エイズやゲイに認識が薄い日本ですが、やはり段々私達に実際近づいているからこそ情報もしっかり認識しないといけないんでしょうね。
特に私や他彼氏が外国人の場合は。それでなくても、彼氏・彼女がどんな人生送ってるかなんて恋人だからと言って知ってはいないだろうから、絶対はなくなりましたよね。
兎に角、奥が深いドラマです。6話で正解です。これもっと長いと見てる人が鬱になります。暗くなる。
救いはあるとは云えね。
来年(今年はもう旅行でも無理かな?)アメリカに留学に行く身としてはとても考えさせられました。
そいえば、来週はthanksgiving day(感謝祭)ですね~
遊びに行けるかな~~?
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