また会えたら、バカしよう!!!!

今回は友人との挑戦について話したいと思います!!

 

親友との挑戦

僕は今大学3回生ですが、大学一年の時に親友と二人で起業をしようとしました。
これは僕の人生の中で一番大きな「挑戦」の一つだったと思います。
結論から言うとこの挑戦は失敗しました。
失敗した理由は明確でアイディアが悪かったとか資金繰りがとかではなく
親友との関係性を仕事にそのまま持ち込んだことです。

僕の親友

これからは僕の親友をエス君とさせていただきます。
一度親友であるエスくんの紹介をして置きたいと思います。
エスくんは僕の一つ年上で、僕が小学5年生の頃からの付き合いでした。
エスくんは勉強もでき、運動神経も良くとても優秀でした。
僕らは小学生、中学生とよく遊んでいて僕にとっては
一つ年上のお兄ちゃんのようでとても一緒にいて
楽しかったのを覚えています。
そんな彼との思い出で鮮明に覚えていることがあります。
ある日、僕とエスくんと他4人の計6人で公園で遊んでいました。
そこに地元のイキリくん達がやってきて喧嘩を売られたんです。笑
そこで少し話していると、僕とエスくん以外の4人は
何かとそれっぽい理由をつけて逃げ出しました。笑
僕とエスくんは喧嘩になりそうになりましたが相手と話し合っている中で
意気投合し、仲良くなり問題は起こりませんでした。内心ホッとしていました。笑
僕は「喧嘩を売られる」というめんどくさい状況下でも一歩も引くことなく
一緒に残っていたエスくんがとてもかっこよく、信頼できる人だと
中学生ながらに思ったのを覚えています。
僕の小学生、中学生時代はすごく生意気で、自分勝手だったのにも関わらず
そんな年下と関わってくれたエスくんには今でも感謝しかありません。
僕は大好きで、数少ない心を開ける友人でした。

親友と起業

僕らが起業しようと話し合っていたのは僕が大学に
入学する3ヶ月ほど前のからでした。
僕がビジネスアイデアをエスくんに持っていき、エスくんが「面白い」と
言ってくれたことからこのアイディアを形にするため
起業しようと動き始めました。
僕らはまず「前澤ファンド」への応募から始めました。
これは前澤さんが10人の起業家に10億円出資するという企画で
そこに応募しました。それが2月ごろだったと思います。
僕らはやったことのない企画書作りをし、提出しました。二人でやっている感じが僕はとても有意義で、難しいながらも楽しくやっていたのを覚えています。
前澤ファンドに提出したものの、結果が帰ってくるまで時間がかかるため、
会社設立とアイディアの再構築に取り掛かりました。
そこから2ヶ月ほど僕らはプログラミングの勉強や自分達には事業にはどのぐらいお金が必要なのか、株式にするのか社団法人にするのか
そもそもビジネスとして成り立つのか、競合者はどこなのかなど
わからないなりにいろいろなことを勉強していくようになりました。
そんな中でエスくんが知り合いの社長さんに
プレゼンできる機会があると話を持ってきました。
エスくんは「ここは自分に任せてほしい」と言うてくれたので
その社長さんへのプレゼンを全て任せました。
そしてプレゼン日、プレゼン終わりのエスくんと電話しました。
エスくんはすごく落ち込んでいて、話を聞くと
事業内容に対し、厳しいご指摘を受けたようでした。
エスくんは僕らのアイディアに自信がなくなり、
やめようか迷っていました。
そんな中僕は「こんなところで終わるのは嫌だ」と言う気持ちが強く
根拠のない自信ばかりを話し、エスくんを説得しようとした結果
エスくんも頑張ると言ってくれホッとしていました。
ですがここが大きな間違いだったと今になって思います。
エスくんの気持ちを最後まで聞かず、自分よがりの意見ばかり言い
小学校からの甘えてきた関係性をそのまま仕事場でも持ち出し
突き通したことは今でも深く後悔しています。
もっと相手の気持ちに寄り添い、話し合う機会を作っていれば
より良いものを提案できたかもしれないと今でもふと思う時があります。

関係性

エスくんとはもう一度頑張ると話した後
前澤ファンドの選考結果が送られ、結果を見てみると
100点満点中25点で散々なものでした。
その後も前澤ファンドの結果を踏まえ試行錯誤がんばりましたが
エスくんの気持ちは離れていき、ある日連絡が返ってこなくなり
今でも連絡ひとつ交換できていません。

友人

僕はこの起業をしようとした行動で多くのものを学びました。
それは知識だけでなく、物事の捉え方や、自分の自信だけでは何もうまくいかないこと、自分以外の人とものつくりをする大変さ全てエスくんがいたから学べたことだと思っています。
その中でも一番学ばせてもらったのは友人がいなくなる寂しさでした。
自分の感情任せの行動で離れていった友人がいることは
これから何をするにしても忘れず行動し、今僕のそばにいてくれる
家族、恋人、友人は何があっても守りたいと心から思います。

エスくんは僕のことをおそらく嫌いだと思いますが
僕は今でもエスくんのことを親友だと思っています。
もしどこかで会えることがあれば、謝ってまた昔みたいに
バカして遊びたいと僕の中で夢を持ちこれから頑張っていきたいなと思います。

今回は僕の中にある思い出の話でした笑
明日からはまた今回とは違った話を上げていきたいと思いますので
よろしくお願いします。

 

最後に一言

また遊ぼう!!!!!!!