こんばんは。

こちらは後編になります。

前編を読んでから見てもらえると幸いです。

 

治す気ない患者さんとかいてるけど、考え方や価値観が違うだけやから、あかんとは言わんけど、治す気ないんやったらうちに来なくてええよ。時間とお金もったいないで。ってはっきり言うし、時間守らん人とか横柄な人は、帰ってくれってはっきり言う。 

なんで?? 

お互い時間と気持ちの奪い合いするのは申し訳ないから。 

僕の病院頼ってくれて、僕らで良かったらあんたの背中押させてな、生きていく手伝いさせてなって思って仕事してる。せやけど、あかんことはあかん、ええことはええ、無理なことは無理、僕でできること、僕にできないこと、他の先生ならこういう風にできる人おるでetc はっきり伝える。それが患者さんの為やと思うから。 

技量うまいやつはなんぼでもおると思う。今ネットで探せばいくらでも出てくるし、患者さんに身近になってる。ええ先生なんていくらでもおると思う。 

でもわざわざ、何かの縁で僕らを選んでくれた。 

それならその人の為に、その人の人生の一部に歯科治療を通して何かしらええ思い出残せたらええなーって、ただその熱意だけで毎日朝から晩までずっと診療させてもろてる。 

何が正解かはわからんけど、患者さんに気持ちを持って、その人に寄るってのが、どんな技術よりも大事な事やと思う。 

もちろん技術向上の努力は怠ったらあかん。 

あいつらがここにおるから、歯なんかあっても安心やわ❗ってずっと言われるような、そんな病院を患者さん共々作って行けたら幸せやなって。 

それが死ぬまでやれたらサイコーやねん 

そしたら患者さんにも何かしら感動あたえれると思うから 

自分がちっこい時、火傷して左手くっついて動かんようなった時に皮膚移植して治してもろた先生は、僕の人生を変えた。 

左手の皮膚が溶けるぐらいの火傷がなかったら医療人になってなかったから。 

先生からもらった手は誰かを今日も明日も治して、何かしら患者さんに伝えていけるような宝物になった。 

歯科治療でも、何か患者さんに残せて、僕みたいに何か人生の選択の道標になることもあると思う。 

だらだら書いたけど、僕が大事にしてることはこういうこと