こんばんは。

少し長くなりますが、読んでいただければ幸いです。

 

歯科治療って患者さんからしたら何をどうされているのかが良く伝わってなかったり、理解できてなかったり、良い事しか伝わってなかったりすることが多いなーと診療してて思うんやけど、その辺を分かりやすく患者さんと歯科医師が治療のメリット、デメリットとか、今の口の状態とか色々共有できたらめっちゃ治療はスムーズになるし、特に患者さんとの関係も物凄く良くなる。一見これって当たり前なことなんやけど、中々難しい。うちの病院はマンガ使って治療内容説明したり、口の中の状態の写真とかは当然やけど、なるべく治療前、治療中、治療後の写真を撮って目で見てもらってわかるように説明したりする。治療途中でも、これはこうやから、こうするしかないねん、これはこういう方法もあるし、どないしたい??とか、選択を迫られる治療に関しては絶対に聞くようにしてる。 

医療行為って、何かを得るために何かを犠牲にせなあかん要素が多いから。 

良く、わからんから先生に任せますって患者さんいてるけど、僕はそれはあかんで、自分の体やからわからんなりに一緒に考えて理解せなあかんで❗って、いつも言うてる。事実そうやと思うし、理解できるようにこっちも患者さんに寄って説明するようにしてる。 

後、これも初診時には言うようにしてる。合う合わんは絶対ある、せやから今日聞いた話し覚えてて、今日見た写真なんとなくでええから覚えてて、それで、他の病院でもええから絶対に今治療完了まで頑張って治して‼️って。僕のところに来たことが、何かその人のきっかけになればええと思ってる。 

ちゃんとご飯食えんかったら、気分も滅入るし日常の楽しみが減る。噛めない事は病気にも繋がるし、口の中の環境が悪いと、高齢者やったら誤嚥性肺炎の元になったり、糖尿病の人やったら全身疾患への悪影響が出たりとか色々起こったりする。HIVとか癌とか色々病気患っている方も同じ。食えん事、食事を楽しめない事は、それは生きていく上で絶対にしんどいことやねん。せやから、それを一人でも多く解消できたらええなーって思ってる。 

 

続く

 

後編は後日投稿します。